議会運営の理解深める 小学生が模擬体験 宇都宮
小学生に議会の仕組みや役割について理解を深めてもらおうと16日、栃木県宇都宮市で実際の議場を使った模擬議会体験が行われました。
宇都宮市が2017年から行っていて、16日に議会の体験に参加したのは平石北小学校の6年生37人です。模擬議会では、児童たちが議長や市長などの席に座り、実際の議会と同じ流れで議員の質疑に対し執行部が答弁しました。 市長役の児童が、市民がスポーツを気軽にできる場所をつくるために公園の建設費用を予算に入れることを提案。議員役の児童が公園建設について意見を述べました。 このほか、公園に広いグラウンドを設置してスポーツができる環境を整えるなどの意見が出た一方で、税金の使い道について公園の建設ではなく子育てを充実させるために充てた方が良いといった意見もありました。 公園建設を巡り、さまざまな質疑応答が交わされた後、最後に採決が行われ賛成多数で議案が可決されました。