デッドリフトで502.5キロの重りを持ち上げたクシシュトフ・ヴャースビッキ(画像はエディー・ホールのインスタグラムより)

写真拡大

ポーランド32歳が衝撃のパワーを披露

 デッドリフトで502.5キロという衝撃の重さを持ち上げた、ポーランドの怪力男が海外で話題だ。公式記録に認定されていないが、従来の世界記録501キロを上回ったパワーを海外メディアも紹介していたが、前記録保持者も「めちゃくちゃインパクトがある」と驚き。海外ファンも「ありえない」「深い敬意を示す」などと称賛を送っている。

 怪物級のパワーだ。注目を浴びたのは、ポーランドの32歳クシシュトフ・ヴャースビッキ。眼前のバーベルには、なんと502.5キロという凄まじい重りが付けられている。全身に思い切り力を入れ、床から持ち上げようと試みる。ムキムキの両腕には逞しい血管を走らせ、必死の表情。周囲から歓声が上がる中、ヴャースビッキは見事に持ち上げて歓喜を爆発させた。

 従来の世界記録はアイスランドの俳優、ハフソー・ビョルンソンが記録していた501キロ。今回のヴャースビッキの記録は練習中の出来事でジャッジもおらず、公式記録には認定されていないが、衝撃の記録には、前世界記録保持者も反応した。500キロの記録を誇り、「世界最強の男」コンテストで優勝経験を持つエディー・ホール(英国)は、自身のインスタグラムにヴャースビッキの映像を公開しつつ、本文ではこう記している。

「私はスモウで400キロ以上は持ち上げられなかった。これまでのデッドリフトとの比較が議論されることになるだろうが、両方を試した身として……これがどれほど難しいことか分かっている……より簡単だと思う人もいれば、より難しいと思う人もいるが、どちらにしても(体重)105キロの男が1/2トンを持ち上げるのだから、めちゃくちゃインパクトがある。よくやったぞ」

 ヴャースビッキは、四股を踏むように足を開いた体勢から持ち上げる「スモウデッドリフト」で今回の記録を達成。ホールの記録達成時とは違うスタイルだったようだが、それでもヴャースビッキを称えている。

 ホールのファンからは「自分にとっては史上最強はいつだってエディーだ」「ありえない」「彼と格闘してみるべき」「彼は脚を伸ばすだけで持ち上げている。すごい!」「スモウは通常のやり方より難しいよ。深い敬意を示す」「ナイス。通常のやり方でもやってみて」「次の対戦相手が見つかったようだね」「スモウが無双」「ボクシングで彼と戦うんだ」「いいこと言うね。リスペクト」などとコメントが書き込まれていた。

(THE ANSWER編集部)