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 Netflixで話題のドラマ「39歳」のヨン・ウジン主演で、禁断の愛に溺れゆく男女を描いた韓国映画『愛に奉仕せよ』がR18+指定で、6月24日より日本公開されることが決定した。

 模範兵士として師団長社宅の炊事兵になったムグァン。彼の目標はただ妻と子供のために出世の道を進むこと。しかし、師団長が出張する間に二人きりになった美しき若妻スリョンの危険な誘惑に、ムグァンは自身の目標や信念、そして抑えきれない禁じられた恋とのはざまで葛藤する。

 原作は、その性描写により刊行直後に発禁処分となった中国の作家・閻連科(えんれんか)による小説「人民に奉仕する」。「39歳」ではソン・イェジン演じる主人公と恋に落ちる皮膚科医キム・ソヌを好演したヨン・ウジンが、ムグァン役で濃密なベッドシーンにも挑み、韓国公開前から大きな話題を呼んだ。

 ムグァンの人生を揺るがす魅惑的な女性スリョン役は『罠』などのジアン、強大な権力を誇る師団長役は『哀しき獣』のチョ・ソンハ。キム・スヒョンが主演した『シークレット・ミッション』のチャン・チョルス監督が9年ぶりの新作として手掛けた。(編集部・中山雄一朗)