『魔女の宅急便』より主人公キキと相棒の猫ジジ
 - (C)1989 角野栄子・Studio Ghibli・N

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 本日(29日)、金曜ロードショー枠(日本テレビ系、毎週夜9時〜)で放送されるジブリアニメ『魔女の宅急便』。放送を前に、本作の声優を務めた芸達者な顔ぶれを振り返ってみた。

 1989年に劇場公開された本作は、角野栄子の児童書を宮崎駿監督がアニメ化したファンタジー。13歳の新米魔女・キキが両親のもとを離れ、見知らぬ土地で数々の出会いと失敗を経て成長していくさまを追う。キキは、人間のおとうさんと魔女のおかあさんに愛されて育った天真爛漫な女の子。13歳になった魔女は、知らない街で一人暮らしをするのが一人前になるための掟。相棒の黒猫ジジを連れ、1年間の修業の旅に出たキキは、海沿いの大都会コリコにたどり着く。キキはそこで懐の深いパン屋のおかみさんと知り合い、彼女の家の離れを借りて「お届け屋さん」を始めることに。

 キキを演じるのは、「名探偵コナン」の主人公・江戸川コナン役でおなじみの高山みなみ。高山は、キキが森で出会う画学生ウルスラと一人二役を務める。キキを時に優しく、時に厳しく見守る黒猫のジジに「それいけ!アンパンマン」のバタコさん役などで知られる佐久間レイ。キキの母コキリに、『母をたずねて三千里』のフィオリーナや『未来少年コナン』のラナ役などの信沢三恵子。キキが下宿するパン屋のおかみさん・おソノに「それいけ!アンパンマン」の主人公アンパンマンの声優や女優として活躍する戸田恵子。キキに興味津々な人気者の少年トンボに「名探偵コナン」の工藤新一や「オッドタクシー」の柿花などの山口勝平。キキの依頼主となる老婦人に『ハウルの動く城』でサルマン役を務めた加藤治子。老婦人の使用人バーサに『紅の豚』のバアちゃんを演じた関弘子。キキの父オキノに俳優の三浦浩一。

 『魔女の宅急便』は夜9時から11時9分まで、放送枠15分拡大でノーカット放送。(編集部・石井百合子)