PlayStationStudiosの公式ウェブサイトが更新され、新しいゲームメーカーを特集し始めました。サイトのバナーに並んでいる作品には、MLB The Show 22のパッケージになっている大谷翔平選手など最新版を反映しているほか、新しく「DEATH STRANDING」が追加されています。「DEATH STRANDING」のリリースの際には「メタルギアソリッド」シリーズのクリエイターとして知られる小島秀夫氏が設立した新スタジオ「コジマプロダクション」とソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)とが契約を結んでいることから、「ソニーがコジマプロダクションを買収することをバナーで漏らしたのでは」と指摘されています。

PlayStation’s new first-party art suggests Kojima Productions acquisition | Ars Technica

https://arstechnica.com/gaming/2022/04/playstations-new-first-party-art-suggests-kojima-productions-acquisition/

2022年4月14日、ゲームフォーラムResetEraに以下のような投稿がコメントされました。画像上が古いバージョン、画像下が新しいバナーで、MLB The Show 22やグランツーリスモ7などが最新版に差し替わっているのに加えて、一番左に「DEATH STRANDING」の主人公・サムが新しく追加されています。他の作品はすべてソニーのファーストパーティ製のゲームのため、「コジマプロダクションもソニーに買収されるのでは」とArs Technicaは指摘しています。



またArs Technicaは、主張の根拠として「過去にもソニーは偶発的な画像のアップロードでメガトン級のニュースを漏らしています」と指摘。ソニーは2021年10月1日にリメイク版「デモンズソウル」などの開発を担当したBluepoint Gamesを買収していますが、同年7月にHousemarqueを買収することのTwitter発表時にBluepoint Gamesに関する画像も投稿され、すぐに削除されるということがありました。





一方で、Ars Technicaは「MicrosoftとXboxがコジマプロダクションと契約を結び、新しいゲームをリリースするというウワサもあります」と指摘してます。ゲームのニュースなどを伝えるAppleポッドキャストの「Giant Bombcast」のジェフ・グラブ氏は同番組内で「コジマプロダクションとマイクロソフトの合意は2022年3月から続いています」と述べた上で、「ただ、2020年にBethesdaがMicrosoftに買収された後にPlayStation向けのリリースを行ったように、Microsoftとのゲーム契約もあった上でソニーに買収されるというケースはありうる」と、なおもコジマプロダクションとソニーの買収について可能性を語っています。