Devindra Hardawar/Engadget

今週macOS Monterey 12.3が配信開始されましたが、主にロジックボードを交換した14インチおよび16インチMacBook Proをアップデートすると動作不能な状態(いわゆる文鎮化)に陥ったとの報告が複数寄せられています。

これらはApple Developer Forumsや大手掲示板Redditなどにスレッドが立ち、SNSでも苦情が投稿されている格好です。

その症状はどれも、macOS 12.2.1以前からmacOS 12.3に更新しようとするとエラーやエンドレスの再起動ループ、その果てに文鎮化に見舞われるというもの。主にロジックボードが交換されたMac、特に14インチと16インチのMacBook Pro(2021)に限られています。

それらに共通しているサイクルは、まずアップデートを失敗した後に一見すればリカバリが正常に行われ、macOS 12.2.1のまま再起動。しかしログインすると「iBoot Panic」のエラーメッセージが表示され、再びアップデートしようとすると今度はiBootのファームウェアが破損。こうして文鎮化に行き着くわけです。

現時点で見つかっている唯一の復旧方法は、もう1台のMacを繋いでApple Configurator 2 を使い、macOS 12.2.1を復元することだけ。しかし改めてmacOS 12.3に更新を試してみても同じ症状が繰り返され、また振り出しに戻ります。

もしも手元に余ったMacがない場合はApple Store(ないし正規サービスプロバイダ)に行くしかありませんが、スタッフは故障しているロジックボードを別のボードに交換する可能性が高く、また無限ループが待っているという文字通りの悪循環です。

米MacRumorsの読者フォーラムにも報告があり、あるユーザーは「直接アップグレード、App Store経由のインストール、リカバリーモード、DFUリストア、どの方法でもmacOS 12.3をインストールできない、すべて失敗した」とのことです。

18日現在、この件につきアップルからコメントもなく、問題を認識しているとの声明も出されていません。MacRumorsは同社に問い合わせしているとのことで、何か動きがあり次第、エンガジェット日本版でもお伝えする予定です。

Source:Apple Developer Forums ,Reddit ,MacRumors Forum

via:MacRumors