Microsoftは現地時間2022年3月16日、デスクトップ版のMicrosoft PowerPoint(以下、PowerPointExcel)が今後実装する新機能について解説する公式ブログを公開した。以下に紹介する機能はOffice Insidersで先行利用されており、一部は今後数カ月内にMicrosoft 365 Appsの最新チャネルで展開される予定である。

「PowerPointプレゼンテーション」はプレゼン(プレゼンテーション)の内容を保存する機能。ウィンドウ右上にある「記録」ボタンをクリックするとプレゼン内容を記録し、「記録」タブからPowerPointスライドショー形式や、mp4形式の動画ファイルとして保存可能。プレゼンの社内共有や自身の見直しなどに活用できる。本機能はGA(一般提供版)を迎えており、バージョン2202(ビルド16.0.14931.20128)での動作を確認した。詳細はヘルプページで確認可能。なお、本機能にはMicrosoft Teamsのカメラ機能を統合した「Cameo(カメオ)」を取り込み、プレゼン中はデスクトップ右下に自身の映像が映る。

PowerPointプレゼンテーション機能(公式ブログより抜粋)


コロナ禍でオフライン会議によるプレゼンではなく、Microsoft Teamsを通じたプレゼン機会が増加しているが、世相に合わせてMicrosoftは、プレゼン内容を評価する「PowerPointスピーカーコーチ」をMicrosoft Teamsに展開した。Microsoft Teamsスピーカーコーチも同様に重ね言葉や「あの」「その」といったフィラー、イントネーションを検出し、プレゼン内容を数値で評価する。現時点で日本語には対応していない。