救世主は山P!?フジテレビ、有名クリエイター続々退社でささやかれる「仰天プラン」

写真拡大

 長らく人気が低迷し、視聴率で背後にテレビ東京の姿が見え隠れするようになったフジテレビ。50歳以上で勤続10年を超えている社員を対象に、早期退職者制度を行なうなど財政状況も悪化している。高給の中年社員を退職させるためのこの制度だが、実際は仕事のできる人間が辞めていくという悪循環が起きているという。

「『めちゃ×2イケてるッ!』などを作り出した片岡飛鳥氏はいち早くフジを去る決意をしたようです。また、『電車男』『のだめカンタービレ』など人気のドラマや映画を数多く手掛けている武内英樹氏も退職するようです。武内氏は職人肌でしっかりとドラマや映画をまとめあげる力を持っていた有能な監督だっただけに、制作現場は混乱していると聞きます。結局は、早期退職者制度で有能なベテラン社員が辞めていった。それを見てフジテレビに未来がないと絶望した若手スタッフも、仕事ができる人間から辞める決意をするという最悪の状況になっています」(民放関係者)

 武内氏は、最近では映画『翔んで埼玉』をヒットさせた社員で、制作のトップになるだろうと期待されていた人材だった。

「『翔んで埼玉』ですが、最終的に興行収入37億円超の大ヒットとなりました。新型コロナウイルスの影響でフジテレビの収益が激減する中で、続編を制作して50億円以上の関連売上を目標としていたそうです。しかし、メインキャストのGACKTが原因不明の病気を理由に休業してしまい制作途中で撮影がストップ。さらに、武内氏が退社することで、続編の制作は絶望的になりました」(前出・民放関係者)

 視聴率の低迷でCM収益が減っているフジテレビにとって、『翔んで埼玉』の続編は2022年における売上の目玉になる予定だったので、上層部は頭を抱えているという。

 そこで、窮地のフジテレビはある作品に目をつけたという。

「山下智久が主演を務めた『コード・ブルー』シリーズです。まずはスペシャルドラマを手掛け、映画化を計画しているのだとか。『コード・ブルー』を若くして手掛けたプロデューサーはすでに退社しているのですが、新たなスタッフで作り直す予定だそうです。山下は退所後もジャニーズ事務所とは良好な関係で、一説には一部業務提携していると言われています。なので、『コード・ブルー』の新作に参加することに障害はありません。また、昨年9月に山下が『コード・ブルー』のロケ地だった病院を支援するための呼びかけをSNSで行い話題になりました。今回の再始動に向けた動きだったとも噂されています」(前出・民放関係者)

 果たして、山Pが窮地のフジテレビを救うことになるのか。

(渡邊伸明)