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 現地時間2月10日(木)、アメリカ・カリフォルニア州のサンタアニタパーク競馬場で第51回エクリプス賞授賞式が開催され、ラヴズオンリーユーが同賞のFemale Turf Horseを受賞した。

 また、同授賞式内でマルシュロレーヌ(牝6・栗東・矢作芳人厩舎)ならびにラヴズオンリーユーの2頭が「#Japanese Duo」としてNTRA Moment of the Yearを受賞した。

 エクリプス賞は、前年の北米サラブレッド競馬で優れた成績を収め、各カテゴリーでチャンピオンの称号を獲得した人馬に贈られる賞として1971年に創設された。受賞者は、全米サラブレッド競馬協会(NTRA)、デイリーレーシングフォーム、全米競馬記者協会(NTWAB)を代表する者による投票で選出されます。投票で獲得した合計ポイントで上位の3者が各部門の最終候補者として選出され、その中から1位に選ばれた人馬がエクリプス賞を受賞する。なおJRA所属、日本調教馬としてのエクリプス賞受賞は今回が初めてとなる。
NTRA Moment of the Yearは、「各年において最も印象的な出来事」が選出されるもので、公式ウェブサイトもしくはTwitterからのハッシュタグによる一般投票で決定される。

●矢作芳人調教師のコメント
「ブリーダーズカップを勝ったことが評価されたわけですから、馬はもちろん、自分のプランを実行させてくれたオーナーと、そのプランを忠実に実行してくれた厩舎のスタッフに感謝したいです。NTRA Moment of the Yearの受賞に関しても、2頭のチームだったからこそ両レースとも勝てたと思っています。1頭、1頭で来ていたら1つも勝てなかったかもしれません。本当にこのチームは素晴らしい仕事をしてくれましたし、このチームを誇りに思います」

※JRA発表による