先月公開されたインタビューでキム・カーダシアンを激しく非難したカニエ・ウェスト。長女ノースを学校に迎えに行きキムの家に送り届けたところ、ボディガードに娘との間に割って入られたと主張。キムのせいで子どもたちと自由に会えないと不満を露わにした。キムの関係者は「カニエが子どもたちと会うのを邪魔したことはない」「カニエを家に入れないだけだ。離婚を申請したのだからそれは当然」と説明していた。

その後カニエは8歳のノースがTik Tokにアカウントを開設、投稿していることも批判。SNSで「俺の意思に反してTik Tokを使っている」とファンに訴えていた。これにはキムもSNSで声明を発表、正式に抗議した。「カニエがインタビューやSNSで私を執拗に攻撃することは、ノースがTik Tokに投稿するどんな内容よりも有害だ。カニエとの子どもを主に養育している親として私は娘を守るためにベストを尽くしている。同時に大人が監督した上で彼女が望む媒体を使って創造性を表現するのを許している。それが彼女に幸せをもたらすからだ」と説明した。

しかしカニエは納得しなかったよう。先週末インスタグラムにメッセージを投稿、キムに対する怒りを爆発させた。カニエ曰く「昨日、キムは俺が彼女を殺そうとしたと非難した」「事実をはっきりさせたい。娘の誕生日パーティに参加させてほしいと頼んだら薬物をやっていると非難された。息子と遊ぶときに『AKIRA』のコミックを持っていったら盗んだものだと非難された。こういう言葉で実際に誰かが投獄されることだってあるんだ」。

さらにカニエは「彼らはこうやって黒人男性の命をもてあそんでいるんだ。釈放されても投獄されても関係ない。俺はもう俺の黒人の子どもたちのことでふざけているわけではない」とも。この投稿はすでに削除され、キムもまだ反応していない。激化の一途を辿る2人のバトル。これまでキムは4人の子どもたちの養育権はカニエと共同で保有したいと申請していたが、彼との関係がこのまま悪化すると親権や養育権をめぐる争いが勃発する可能性もあり。今後の展開に注目したい。