Twitterが、あらかじめ指定した最大150人のユーザーにだけツイートを公開できる新機能「Flock」の開発に取り組んでいることが判明したと報じられています。

Twitter's new Flock feature takes aim at Instagram Close Friends

https://www.inputmag.com/tech/twitters-new-flock-feature-takes-aim-at-instagram-close-friends

Twitter’s ‘close friends’ feature could share tweets with up to 150 select users - The Verge

https://www.theverge.com/2022/1/24/22899387/twitter-flock-tweet-privacy-trusted-friends

Twitterは2021年7月に、「Trusted Friends(信頼できる友だち)」限定でツイートできる機能を公開しました。

Twitterが「信頼できる友達」に向けて限定でツイートできる機能を計画している - GIGAZINE



そして、リバースエンジニアリングの専門家であるAlessandro Paluzzi氏は2022年1月21日に、Twitterが開発中の「信頼できる友だち」機能の名称が「Flock」に変更されていることを発見しました。また、Paluzzi氏の報告により、「Flock」には最大で150人を登録可能なことや、登録から解除しても相手にはそのことが通知されないことも新たに判明しました。なお、「Flock」は人の集まりや動物の群れのことを指す言葉です。



Twitterはほかにも、フォロワー全員ではなく共通の興味を持つ特定のユーザーに向けてツイートを発信できる「Communities(コミュニティ)」を2021年9月に発表しています。この機能も、「Flock」と同様にツイートを制御することを念頭に置いた機能です。

Twitterが同じ興味関心を持った人同士がやり取りできる新しい「コミュニティ」機能のテストを開始 - GIGAZINE



Twitterの広報担当者であるタチアナ・ブリット氏は、IT系ニュースサイトのThe Vergeに対して「Twitterは常にユーザーが健全な会話をするための新しい方法の開発に取り組んでおり、今は人々がより個人的に物事を共有できるようにする方法を検討しているところです。今のところ、その機能について共有できる新情報はありません。ただ、『Flock』が単なるプレースホルダー的な名称だという点はお伝えできます」と述べて、Flockはあくまで仮称なので今後変更される可能性があることを強調しました。