次期iMac Proには12コアCPU搭載の「第4のM1チップ」が用意される噂
インテル製チップを搭載したiMac Proは2021年3月に販売終了となりましたが、アップルは独自開発のAppleシリコン版iMac Proを準備中と噂されています。そんななか、次期iMac ProにはM1やM1 Pro、M1 Maxとは異なるM1シリーズチップが用意されるとの予想が伝えられています。
アップルはM1チップをベースに、改良型のM1 ProおよびM1 Maxを14インチおよび16インチMacBook Pro向けに提供しています。それに続く「第4のM1チップ」がMacに導入されるかもしれないわけです。
有名リーカー（注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人）Dylandkt氏のツイートによると「次期iMac ProにM1 Maxを超える構成が追加されると確認された」とのことです。またiMacに関連したコードの中に12コアCPUへの言及が見つかったとも報告しています。
I have received confirmation that there will be an additional configuration for the upcoming iMac Pro beyond M1 Max. A 12 Core CPU configuration was tied to a snippet of code referencing the iMac. The internal naming candidate is iMac Pro for a reason. It is targeted towards pros
- Dylan (@dylandkt) January 23, 2022
以前Dylandkt氏はAppleシリコン版iMac Proに追加構成、つまりM1 ProとM1 Max以外のM1シリーズチップが用意されるとも示唆したことがあり、その続報というかたちです。
初代M1のCPUコアは8つでGPUコアは7または8個で、それを強化したM1 ProのCPUコアは8つまたは10個です。最上位のM1 Maxは10個のCPUコアを搭載しつつも、Proよりも最大RAM容量が大きく（32GBに対して64GB）GPUコアも多いという差別化が図られています。
新チップのCPUコア構成がどうなるかは明らかにされていませんが、M1 Maxの場合は10コアCPUが「高効率コア2つと高性能コア8つ」だったことを考えると、iMac Proはデスクトップ用途で省電力の必要が薄いこともあり、高効率コア2つ+高性能コア10個になるかもしれません。
さらにDylandkt氏は「社内でのネーミング候補が“iMac Pro”なのは理由がある。プロをターゲットにしているからだ」とも述べています。
次期iMac Proについては、27インチのミニLEDを搭載して2022年春に発売されるとの有力情報（ディスプレイ専門アナリストの発言）もあり、性能と価格ともにプロ向け製品として近日中に登場する可能性は高そうです。
Source:Dylandkt(Twitter)
via:AppleInisder
