お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。

11月13日(土)放送のお客様は、ミュージシャンのサンプラザ中野くん。11月10日(水)にミニアルバム『旅人よ〜The Longest Journey』をリリースするとともに、2年ぶりのライブツアー「爆夢サンちゃんライブS&Pスペシャル 2021」を発表したサンプラザ中野くん。ここでは、爆風スランプの名曲「Runner」の大ヒットを振り返りました。


サンプラザ中野くん



サンプラザ中野くんは1982年にロックバンド・爆風スランプを結成し、1984年にメジャーデビュー。「Runner」「リゾ・ラバ(resort lovers)」「大きな玉ねぎの下で〜はるかなる想い」「旅人よ〜The Longest Journey」など、数々の名曲を世に送り出しています。音楽活動以外にも、ラジオパーソナリティや文筆家など、マルチな才能を生かして活動中です。


TOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」11月13日(土)放送ゲスト:サンプラザ中野くん



◆「Runner」大ヒットの軌跡

川島:1988年にシングル「Runner」を出されましたよね。

中野:はい。1988年10月に出した曲なんですけど、最初は全然売れなかったんですよね。でも、その年の「NHK紅白歌合戦」で「Runner」を歌わせてもらったんです(編集部注:
同年に放送されたNHKの音楽番組「ジャストポップアップ」にて「Runner」を演奏したところ、番組リクエストが殺到。これがきっかけとなり「紅白」へ出場)。

まず、そこで反響があったのと、あとは「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(日本テレビ系)……って、ご存じ?

川島:もちろん! 直撃している世代です!

中野:あの番組のなかで、(岩手県にある高校の)「アイスホッケー部」の応援歌として使ってもらったんですよ。そこから「Runner」に応援歌のイメージがついたのかなって思います。ビートたけしさんとかテリー伊藤さんとかには足を向けて眠れないですよ(笑)。

川島:そんな背景があったんですね。

中野:それで、「Runner」が発売された翌年にヒットしたんです。1989年の1月8日から「平成元年」が始まったんですけど、「平成元年最初のヒット曲」と言っても過言ではないと思います。

川島:口コミとか有線とかでジワジワと広がっていって、ドンッとブレイクしたんですね。そこから今も歌われ続けていると。「24時間テレビ『愛は地球を救う』」(日本テレビ系)でも使われていますもんね。

中野:本当にありがたいです。いつまでも、誰しもが歌ってくれる。そんなエバーグリーンな曲を作ることが歌手の目標なわけですよ。

川島:どの世代にも当てはまる曲っていうのは、夢のまた夢ですよね。

中野:それが1曲でもできたことで、俺の人生の夢が1つ叶ったんですよね。

▶▶毎週土曜の55分間だけ営業する旅行会社EDC(=Eureka Drive Corporation)の社員たちが担当するPodcast番組(AuDee https://audee.jp/program/show/51977/Spotify https://open.spotify.com/show/3GD9835J75HyQCosMhHsGk)も配信中です。

本日11月27日(土)のお客様は、アコースティックギターバンド・BEGINの上地等さんです。

<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey 〜土曜日のエウレカ〜
放送日時:毎週土曜 17:00〜17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/