「Take a Break（休憩しない？）」機能のイメージInstagramは、長時間に及ぶInstagramアプリの利用を止めるための新機能「Take a Break（休憩しない？）」のテストを開始している。Instagramの親会社でであるFacebookは、メタバース（仮想空間）事業に注力するために、会社名をMeta（メタ）へと変更している。新規事業への集中は事実であるが、その一方、FacebookやInstagramへと集まる批判をかわす狙いがあることも否めない。Facebookはリークにより、拝金主義のために米大統領選挙に向けた偽情報の取り締まりが不十分で、途上国での人身売買のために利用されていることを止められなかったといった告発を受けている。また、Instagramについても、アンケートで自分がInstagram中毒だと自覚している若者がいたり、多くの若者にとって有害なコンテンツが含まれていることは認識していたが、満足な対策は行われていなかったと暴露されている。こういった批判を受けたためか、今回の新機能「Take a Break（休憩しない？）」のテストが開始された。新機能を有効にすると、10分、20分、30分と事前に決めた時間を超えてアプリを使うと、タイムラインに「Take a Break（休憩しない？）」と表示されるようになる。また、休憩を選択するとリマインダーとして「何度か深呼吸しよう」「考えていることを書き出そう」「好きな曲を聴こう」「ToDoリストを実行しよう」といった提案が表示され、一時の間Instagramを離れ、依存から抜け出せるようになっている。THE VERGE
URL:https://www.theverge.com/2021/11/10/22774827/instagram-take-a-break-feature-test-meta-facebook
2021/11/12