Apple
Apple

10月19日に開催された「パワー全開。」スペシャルイベントで、アップルはMacBook Proラインナップに14インチモデルを追加しました。この記事では既存の13インチMacBook Proとの仕様比較をしてみました。

 14インチ
MacBook Pro
(2021) 13インチ
MacBook Pro
(2020 late)ディスプレイ

14.2インチ
Liquid Retina XDR
3024 x 1964px
最大持続輝度1000ニト
ピーク輝度1600ニト
10億色対応
広色域(P3)
True Toneテクノロジー
最大120Hzアダプティブリフレッシュレート

13インチRetina
2560 x 1600px
輝度 500ニト
広色域(P3)
True Toneテクノロジープロセッサー8コアApple M1 Pro
(高性能x6、高効率x2)
16コアNeural Engine
メモリ帯域幅200GB/s
Op:
10コアCPU+14コアGPU搭載M1 Pro
10コアCPU+16コアGPU搭載M1 Pro
10コアCPU+24コアGPU搭載M1 Max
10コアCPU+32コアGPU搭載M1 Max

10コアApple M1 Pro
(高性能x8、高効率x2)
16コアNeural Engine
メモリ帯域幅200GB/s
Op:
10コアCPU+24コアGPU搭載M1 Max
10コアCPU+32コアGPU搭載M1 Max 8コアApple M1(高性能x4、高効率x4)
16コアNeural EngineグラフィックスM1 Pro内蔵14コアGPU

M1 Pro内蔵16コアGPU8コアGPU(M1)ストレージ512GB SSD
Op:1TB、2TB、4TB、8TB

1TB SSD
Op:2TB、4TB、8TB256GB
Op:512GB / 1〜2TB

512GB
Op::1〜2TBRAM16GBユニファイドメモリ
Op:
32GB(M1 Pro、M1 Max)
または64GB(M1 Max)8GBユニファイドメモリ
Op:16GBワイヤレス802.11a/b/g/n/ac/ax WiFi6
Bluetooth 5.0802.11a/b/g/n/ac/ax WiFi6
Bluetooth 5.0入出力SDXCカードスロット
HDMIポート
MagSafe 3ポート
Thunderbolt 4(USB-C)x3 以下を兼用
充電、 DisplayPort、 Thunderbolt 4(40Gbps)、USB 4(40Gbps)Thunderbolt 3 / USB4 x2
以下を兼用
DisplayPort
Thunderbolt(40Gbps)
USB 3.1Gen 2(10Gbps)カメラ1080p FaceTime HD720P FaceTime HDオーディオ6スピーカー(Dolby Atmos対応)
マイクx3
3.5mmヘッドセットジャック
AirPods(第3世代)、AirPods Pro、AirPods Max使用時の空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング
ハイダイナミックレンジステレオスピーカー
ワイドステレオサウンド
Dolby Atmos対応
指向性ビームフォーミングマイクx3
3.5mmヘッドセットジャックバッテリー70.0Wh
67W USB-C電源アダプタ(8コアCPU搭載M1 Proに付属)
96W USB-C電源アダプタ(10コアCPU搭載M1 Pro、M1 Maxに付属)
USB-C - MagSafe 3ケーブル

58.2Wh
61W USB-C電源アダプタ
USB-C充電ケーブル大きさ高さ15.5 x 幅312.6 x 奥行き221.2mm高さ15.6 x 幅304 x 奥行き212mm重さ1.6kg1.4kg税込価格 512GB 23万9800円〜
1TB 29万9800円〜 256GB 14万8280円〜
512GB 17万280円〜

新しい14インチMacBook ProはCPUがM1 Proチップになり、コア数の違いなどによりいくつかのバリエーションモデルを構成しています。またディスプレイがミニLED方式を採用したLiquid Retina XDRディスプレイになり、ピーク輝度1600ニトと非常に高いコントラストの再現性をそなえます。ただ、画面上部にはノッチが新しく現れました。このノッチ部分にはFaceTimeカメラが搭載されますが、iPhoneのようなFace IDなどのためのコンポーネントはありません。

16インチMacBook Proと同様、外部インターフェースにSDXCカードスロットやHDMI端子が復活し、充電用としてMagSafe 3端子が追加されました。従来どおりUSB-C端子からの充電もできるものの、MagSafe 3端子を使う方が充電時間を大きく短縮できます。

キーボードも16インチモデルと同様Touch Barを廃止しており、オーソドックスなファンクションキーに回帰しました。

13インチモデルに比べると14インチモデルは性能向上や設計が新しくなったものの、価格差もわりと大きくなっています。もし、14インチモデルの購入をお考えでも、性能や画面サイズなどにそれほどこだわりがなく、持ち運びのしやすさや予算のほうが気になるのであれば、13インチモデルを吟味しなおしてみるのも良いかもしれません。