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2022年には廉価モデルiPhone SEの第3世代が登場すると噂されてきましたが、新たに「現行の第2世代と同じデザインになる」という趣旨の予測が報じられています。すなわち4.7インチの液晶ディスプレイと、前面のTouch ID内蔵ボタンが引き続き採用される、ということです。

このウワサの発信源は、海外でも情報の信ぴょう性に定評あるMacお宝鑑定団Blogです。その信頼できる中国の情報筋によると、iPhone SE(第3世代)は前モデルからデザインの変更はないものの、最新のiPhone 13シリーズと同じA15 BionicチップやクアルコムのSnapdragon X60 5Gモデムチップが搭載されるとのことです。また生産は12月に開始され、2022年春に発売される可能性が高いとも述べられています。

iPhone SE 3(仮)の噂はかなり以前からあり、有名アナリストMing-Chi Kuo氏は画面サイズは5.5ないし6.1インチ、Touch IDは側面の電源ボタンに統合される(iPad mini(第6世代)のように)と予想していたことがあります

が、ここ最近では「前モデルと同じデザインで変更点は新プロセッサと5G対応の2つだけ」に軌道修正しており、Nikkei Asiaも7月に同様の報道をしていました。

また一口にA15 Bionicといっても、iPhone 13 Proモデルと通常モデルではGPUコア数に差があり、iPad mini(第6世代)もクロック数が下げられている可能性が指摘されていました。廉価モデルのiPhone SE 3向けチップも、それなりに差別化されているのかもしれません。

Macお宝鑑定団Blogの情報に戻ると「春に発売」とは、歴代iPhone SEの発売スケジュールとも一致しています。初代iPhone SEは2016年3月に、第2世代は2020年4月に発表されていることから、第3世代も3〜4月には発表および発売されることになりそうです。

Source:Macお宝鑑定団Blog