世界ランキング、休養中の大坂が約3年ぶりのトップ10陥落。本玉が39アップ

2021年10月5日 19時0分

WTA（女子テニス協会）は4日、最新の世界ランキングを発表。休養中の大坂なおみ（日本／日清食品）は5下げて12位と、2018年8月以来のトップ10圏外となった。

先週アメリカで開催された「WTA500 シカゴ」では、第2シードのガルビネ・ムグルッサ（スペイン）が優勝し3アップの6位に。準々決勝で第1シードのエリナ・スビトリーナ（ウクライナ）を破るなど健闘して準優勝となったのは、第6シードのオンス・ジャバー（チュニジア）。2上げて14位としキャリアハイを更新した。そして先週トップ200に入ったばかりの本玉真唯（日本／島津製作所）が、予選を突破した勢いのまま準々決勝まで勝ち進み、39アップの大躍進で自己記録をさらに更新（161位）。2回戦敗退の土居美咲（日本／ミキハウス）は、2上げて109位としている。

同じく先週カザフスタンで開催された「WTA250 ヌルスルタン」決勝で、第1シードのユリア・プティンセバ（カザフスタン）を破り優勝したのは、第2シードのアリソン・バンウィトバンク（ベルギー）。シングルスとしては今シーズン初のタイトル獲得で、順位も89位から55位への大幅アップとなった。ノーシードから準決勝まで駒を進めた23歳のJaqueline Cristian（ルーマニア）は15上げてキャリアハイの111位に。同じく準決勝進出の第6シード、レベッカ・ピーターソン（スウェーデン）は、10アップの76位につけている。

その他、トップ200圏内の日本人では日比野菜緒（日本／ブラス）が1上げて121位。奈良くるみ（日本／安藤証券）はアメリカのバークレーで開催されたITFの大会でベスト4まで勝ち進み、8上げて170位に。同大会で同じく準決勝進出となった日比万葉（日本／グラムスリー）は、17ランクアップの190位で約2ヶ月ぶりにトップ200に返り咲いた。

ダブルスの青山修子（日本／近藤乳業）と柴原瑛菜（日本／橋本総業ホールディングス）はシカゴ大会で準々決勝敗退。順位は変わらず、揃って8位をキープしている。

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【10月4日付最新WTAランキング】
順位（前週）名前（国籍）ポイント

1. ← (1) アシュリー・バーティ（オーストラリア）　9,077
2. ← (2) アリーナ・サバレンカ（ベラルーシ）　7,115
3. ← (3) カロリーナ・プリスコバ（チェコ）　5,285
4. ← (4) イガ・シフィオンテク（ポーランド）　4,756
5. ← (5) バーボラ・クレイチコバ（チェコ）　4,668
6. ↑ (9) ガルビネ・ムグルッサ（スペイン）　4,595
7. ↓ (6) エリナ・スビトリーナ（ウクライナ）　4,376
8. ← (8) ソフィア・ケニン（アメリカ）　4,190
9. ↑ (10) マリア・サカーリ（ギリシャ）　4,055
10. ↑ (12) ベリンダ・ベンチッチ（スイス）　3,835
11. ← (11) ペトラ・クビトバ（チェコ）　3,735
12. ↓ (7) 大坂なおみ（日本／日清食品）　3,326
13. ← (13) アナスタシア・パブリウチェンコワ（ロシア）　3,255
14. ↑ (16) オンス・ジャバー（チュニジア）　3,220
15. ↓ (14) アンジェリック・ケルバー（ドイツ）　3,105
16. ↑ (17) エレナ・リバキナ（カザフスタン）　2,983
17. ↓ (15) シモナ・ハレプ（ルーマニア）　2,982
18. ← (18) エリース・メルテンス（ベルギー）　2,885
19. ← (19) ココ・ガウフ（アメリカ）　2,815
20. ↑ (23) アネット・コンタベイト（エストニア）　2,616