ボヌッチ、過去のシティ移籍の可能性認める「2016年が一番近かった」

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ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(34)が、これまで幾度もマンチェスター・シティ移籍の可能性があったことを認めた。イギリス『The Athletic』が伝えている。

インテルでプロキャリアをスタートしたボヌッチは、これまでキャリアの大半を過ごしたユベントスを始め、バーリ、ミランとイタリア国内でのみプレーしている。

だが、自身を高く評価するジョゼップ・グアルディオラ監督からの熱烈なアプローチを受け、幾度となくイングランド行きを選択する可能性もあったようだ。

今回、『The Athletic』のインタビューに答えたイタリア代表DFは、少なくとも2016年と2017年、2018年、2020年にシティ行きの可能性があったことを明かした。

グアルディオラ監督がシティの新指揮官に就任した2016年当時のシティは、センターバックの選手層に問題を抱えており、本職が左サイドバックであるセルビア代表DFアレクサンダル・コラロフらのコンバートを余儀なくされた時期だった。

そういった中、ユベントス退団を考慮していたボヌッチは、グアルディオラ監督のラブコールを受けて、シティ入りする寸前の状態だった。

「ペップ(・グアルディオラ)の指導を受けるという夢を持っていた。最も近づいたのは、2016年だった」

「僕はマンチェスター・シティに移籍する寸前だった。交渉は最終段階まで行っていたけど、最終的にユベントスが売らないと決めたんだ。そして、僕自身も残ることを決めた。その後、ミランに移籍したけど、同様にマンチェスター・シティに行く可能性もあった」

また、ミランでの難しい1年を経て2018年に古巣ユベントスへ復帰することになったタイミング。さらに、2020年初めにもグアルディオラ監督からアプローチがあったものの、その申し出を断ったという。

「移籍を実現させるには、いくつかのこと(移籍金など各種条件)が適切に行われなければならなかった。ミランとも約束があったからね。去年(2020年)、ペップと再び話をしたんだ。彼は依然として僕を欲しがってくれたけど、『ユベントスは自分の家であり、ここで幸せなんだ。そして、ここが落ち着くんだ』と返答したよ」

ボヌッチの年齢を考えれば、今後新たにオファーが届く可能性は低いが、グアルディオラ監督は同選手の代わりにポルトガル代表DFルベン・ディアスやイングランド代表DFジョン・ストーンズ、スペイン代表DFアイメリク・ラポルテらを手に入れており、移籍破談は双方にとって有益なものになったようだ。

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