暑さが落ち着いたときになんとなく疲れを感じてしまうもの。そんなときは、さっぱりしつつも元気になれるスタミナおかずがうれしいですよね。
ご飯がすすむこっくり味なのに、肉も野菜もさっぱりとたくさん食べられる、料理家の堤人美さんの定番おかずを教えてもらいました。元気が出ること間違いなし。メインに合う、冷製スープのレシピも!




さっぱり肉豆腐

さっぱり肉豆腐の献立。やさしい味わいが恋しいときに



「いつものしょうゆ味もいいけれど、だしの効いた塩味の肉豆腐がわが家の定番です」(堤さん)

●さっぱり肉豆腐




【材料(4人分)】

・豆腐(絹ごし) 1丁(300g)

・牛切り落とし肉 250g

・サラダ油 小さじ1

・長ネギ 2本

・A[だし汁1・1/2カップ 酒、みりん各大さじ2 塩小さじ1弱 七味唐辛子適量]


【下準備】

豆腐は8等分に切る。長ネギは青い部分まで5mm厚さの斜め薄切りにする。

【つくり方】

(1) フライパンにサラダ油を熱し、牛肉を中火でサッと炒める。長ネギを加えて2分ほど炒め、Aを加えてひと煮立ちさせる。



(2) 豆腐を入れ、塩を加えてさらに5分ほど煮る。



(3) 器に盛り、七味唐辛子をふる。



[1人分269kcal]




【Point】



味の決め手は塩! 豆腐と一緒にあと入れして、塩味を際立たせる。

●汁ものはコレ!冷たい豆乳スープ





【材料とつくり方(2人分)】

器に冷やした豆乳(成分無調整)2カップを入れ、酢大さじ1〜としょうゆ小さじ1をかける。チリメンジャコ大さじ2、太めの千切りにしたザーサイ(味つき)20gをのせる。好みで塩を加える。

[1人分109kcal]

<ポイント>

トッピングは、ネギや高菜などのお好きなものでOK! うま味の強いものを入れるとおいしい。

<撮影/山川修一 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【堤人美さん】



料理研究家。出版社勤務後、料理家のアシスタントを経て独立。雑誌や書籍をはじめ、企業のレシピ開発やCMの料理制作などで活躍中。著書に『家に帰ってスグおいしいホットクックごはん
』(主婦と生活社刊)、『野菜はあたためて食べる!
』(新星出版社刊)、『ザ・野菜ライス
』(グラフィック社刊)など