敷布団、ベッドマットレスを処分。寝具をサイズダウンしたら超快適に
布団などの寝具は毎日使うものだからこそ、家族の快眠につながるものを選びたいですよね。
ここでは、暮らしのプロ・ライフオーガナイザーの高田舞子さんに、暮らしの変化に合わせた布団の選び方を教えてもらいました。
一日の3分の1近くを睡眠の時間にあてる私たちにとって、布団は重要な生活アイテムのひとつ。
賃貸マンション暮らし、転勤族、3人家族のわが家の布団事情をご紹介します。
以前使用していたスプリングマットレス
結婚当初はその後の生活を想像することもせず、何の迷いもなく購入したダブルベッド。
夫婦で寝るには十分でしたが、子どもが生まれるとそうもいきません。子どもと3人で寝るには手狭なうえ、落下の危険性もあります。
そこで、子どもがベビーベッドを卒業したときにベッドのフレームは手放しましたが、スプリングマットレスは処分にお金もかかるためひとまず残留。その後はダブルマットレスに母子、その隣のシングル布団に夫、という就寝スタイルでした。
布団の上げ下ろしが半分ですむこと、20センチの床との段差がちょうどいいこと、などマットレスの常設にはメリットが多く、思いのほか快適で約6年続きました。
フローリングに直接布団を敷くと、寝ている間の水分で床が蒸れてしまいますよね。そこで敷布団の下に敷いていたのが、防湿シート。
湿気対策の防湿シート
お知らせマークが白く変化すると天日干しが必要。2時間程度で色も青く復活します。これを敷き布団の下、マットレスカバーの内部にそれぞれ挟み、湿気対策をしています。
とはいえ消耗品ですので、擦れや汚れが気になれば買い替えています。
フローリングに敷き布団生活の夫は、そのうち腰がつらくなってきたと訴え始めました。そこで導入したのが、高さのある高反発マットレス。
高反発マットレス
厚みが10センチあるため、床に直接布団を敷くよりも体への負担が激減。
さらには、3つ折りにできてコンパクトなのもポイント。折りたためば部屋掃除も楽々、カバーも外して洗えます。
そしてこの夏、長らくお世話になったスプリングマットレスをようやく手放しました。
行政によると思いますが、私の住む市では複雑なコイル式のスプリングマットレスは粗大ゴミでも引き取ってくれません。そこで、引越し業者の不用品回収に依頼し、8,800円で処分しました。
セミダブルサイズのマットレス
スッキリ広くなった寝室に新たに導入したのは、やはり同じ高反発マットレス。
寝室の空間サイズを測り、出入り口や枕の向き、隔離就寝が必要な際はどうするか…など複数の要素を絡めて熟考して私が出した答えは、セミダブルサイズ。
段差があるとはいえダブル+シングルだったサイズを、セミダブル+シングルに小さくするか悩みましたが、同じアイテムで高さがフラットになること、出入り口の扉が難なく開くことなどを考慮し、思い切ってサイズダウン。
結果的に大正解でした。家族3人でも広々!
家族3人でも余裕のある広さに
フルフラットになった220センチ幅のマットレスは十分体を伸ばして眠れます。マットレス間の溝に落ちないよう、敷きパッドは1枚に。ファミリーサイズで200センチのパッドですが、問題なくフィットしています。
起床後は解体して風通し
起床後はすべて解体して風通し。毎朝の夫の仕事のひとつです。
家族の就寝スタイルは、子どもの成長や生活スタイルによって変わるもの。
子どもの自立や家族の生活スタイルの変化で部屋をわけて寝るようになったり、単身赴任や進学で家を出たり帰ってきたり…と家族構成は変化していきます。
組み合わせられるマットレスは、臨機応変に快適な睡眠をサポートしてくれそうです。みなさんも、自分の生活にあった寝具を探してみてくださいね。
●教えてくれた人
ライフオーガナイザー1級、フランス政府認定アロマテラピー協会日本支部アミーアロマジャポンのアドバイザー。自身の子育ての経験を生かして活動中。ブログ「Cotton Style
」では暮らしに役立つ情報を配信している
ここでは、暮らしのプロ・ライフオーガナイザーの高田舞子さんに、暮らしの変化に合わせた布団の選び方を教えてもらいました。
組み合わせマットレスで快眠!3人家族の布団事情
一日の3分の1近くを睡眠の時間にあてる私たちにとって、布団は重要な生活アイテムのひとつ。
賃貸マンション暮らし、転勤族、3人家族のわが家の布団事情をご紹介します。
●ベッドの名残り、スプリングマットレスを常設していた過去
以前使用していたスプリングマットレス
結婚当初はその後の生活を想像することもせず、何の迷いもなく購入したダブルベッド。
夫婦で寝るには十分でしたが、子どもが生まれるとそうもいきません。子どもと3人で寝るには手狭なうえ、落下の危険性もあります。
そこで、子どもがベビーベッドを卒業したときにベッドのフレームは手放しましたが、スプリングマットレスは処分にお金もかかるためひとまず残留。その後はダブルマットレスに母子、その隣のシングル布団に夫、という就寝スタイルでした。
布団の上げ下ろしが半分ですむこと、20センチの床との段差がちょうどいいこと、などマットレスの常設にはメリットが多く、思いのほか快適で約6年続きました。
●フローリングでの布団就寝に、防湿アイテム
フローリングに直接布団を敷くと、寝ている間の水分で床が蒸れてしまいますよね。そこで敷布団の下に敷いていたのが、防湿シート。
湿気対策の防湿シート
お知らせマークが白く変化すると天日干しが必要。2時間程度で色も青く復活します。これを敷き布団の下、マットレスカバーの内部にそれぞれ挟み、湿気対策をしています。
とはいえ消耗品ですので、擦れや汚れが気になれば買い替えています。
●腰が痛い…夫の訴えを受け導入したのは高反発マットレス
フローリングに敷き布団生活の夫は、そのうち腰がつらくなってきたと訴え始めました。そこで導入したのが、高さのある高反発マットレス。
高反発マットレス
厚みが10センチあるため、床に直接布団を敷くよりも体への負担が激減。
さらには、3つ折りにできてコンパクトなのもポイント。折りたためば部屋掃除も楽々、カバーも外して洗えます。
●ようやくスプリングマットレスを手放して得た、快適な川の字就寝
そしてこの夏、長らくお世話になったスプリングマットレスをようやく手放しました。
行政によると思いますが、私の住む市では複雑なコイル式のスプリングマットレスは粗大ゴミでも引き取ってくれません。そこで、引越し業者の不用品回収に依頼し、8,800円で処分しました。
セミダブルサイズのマットレス
スッキリ広くなった寝室に新たに導入したのは、やはり同じ高反発マットレス。
寝室の空間サイズを測り、出入り口や枕の向き、隔離就寝が必要な際はどうするか…など複数の要素を絡めて熟考して私が出した答えは、セミダブルサイズ。
段差があるとはいえダブル+シングルだったサイズを、セミダブル+シングルに小さくするか悩みましたが、同じアイテムで高さがフラットになること、出入り口の扉が難なく開くことなどを考慮し、思い切ってサイズダウン。
結果的に大正解でした。家族3人でも広々!
家族3人でも余裕のある広さに
フルフラットになった220センチ幅のマットレスは十分体を伸ばして眠れます。マットレス間の溝に落ちないよう、敷きパッドは1枚に。ファミリーサイズで200センチのパッドですが、問題なくフィットしています。
起床後は解体して風通し
起床後はすべて解体して風通し。毎朝の夫の仕事のひとつです。
●寝具は生活スタイルに合わせて臨機応変に
家族の就寝スタイルは、子どもの成長や生活スタイルによって変わるもの。
子どもの自立や家族の生活スタイルの変化で部屋をわけて寝るようになったり、単身赴任や進学で家を出たり帰ってきたり…と家族構成は変化していきます。
組み合わせられるマットレスは、臨機応変に快適な睡眠をサポートしてくれそうです。みなさんも、自分の生活にあった寝具を探してみてくださいね。
●教えてくれた人
【高田舞子さん】
ライフオーガナイザー1級、フランス政府認定アロマテラピー協会日本支部アミーアロマジャポンのアドバイザー。自身の子育ての経験を生かして活動中。ブログ「Cotton Style
」では暮らしに役立つ情報を配信している