米マイクロソフトはSurfaceイベントにて、新型スタイラスペン「Surface Slim Pen 2」を発表しました。すでに日本でも予約が開始されおり、1万5950円にて注文受け付け中です。

現在マイクロソフトはSurface向けのスタイラス製品として、標準サイズの高性能な「Surface Pen」と、前モデルとなる「Surface Slim Pen」をラインナップしています。Surface Slim Penは、同時発表されたSurface Pro X用キーボードからのワイヤレス充電を実現していました。

今回の新モデルとなるSurface Slim Pen 2は、本体に触覚(ハプティクス)モーターを内蔵することで「紙の上で書いているような感覚」を実現するという、ユニークな特徴を備えます。

またコントローラーチップやペン先が再設計されたことにより、より自然な書き心地が楽しめるとアピールしています。

紙の上で書いているような〜というフレーズは、ペンデバイスでは性能や書き心地の一つの理想として使われていますが、今回はこれまで他社を含めて検討されてきたペンの精度や性能、あるいはペン先や画面表面の素材や加工といった点のみならず、触感にて書き心地を向上させるというアプローチを採った、というわけです。



モーターが内蔵されていることもあり当然充電が必要になりますが、ここは前モデルから引き続き、本体のワイヤレス充電にも対応。

イベントにて発表されたノートPC「Surface Laptop Studio」本体の縁にマグネットでくっつけたり、あるいはタブレット「Surface Pro 8」「Surface Pro X」のキーボード「Surface Pro Signature Keyboard」に収納することでの充電が可能です。また、別売で充電器(米国価格は35ドル:約3800円)も販売されます。

なお対応デバイスとしては、上述したモデルの他にも、2画面スマートフォン「Surface Duo 2」が挙げられています。

Surface Slim Pen 2の米国価格は129.99ドル(約1万4000円)で、既に一部市場にて予約受け付け中。販売は10月5日から開始されます。

先日発表された米アップルの小型タブレット「iPad mini」がスタイラス「Apple Pencil(第2世代)」に対応して話題になったように、モバイルデバイスにおけるスタイラスの重要性はますます高まっています。

Source: Microsoft