米娯楽大手ウォルト・ディズニーは18日、米国のテーマパーク内で人気の一部アトラクションに優先搭乗できる有料オプションを導入すると発表した。昨年3月撮影
 - (2021年 ロイター/Mario Anzuoni)

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[ロサンゼルス 18日 ロイター] - 米娯楽大手ウォルト・ディズニーは18日、米国のテーマパーク内で人気の一部アトラクションに優先搭乗できる有料オプションを導入すると発表した。

 このオプションは今秋に導入予定のデジタルツール「ディズニー・ジーニー」の有料版「ディズニー・ジーニー・プラス」で提供される。

 有料オプションでは、人気アトラクションの優先搭乗レーンに特定の時間に入ることが可能。カリフォルニアのディズニーランド内の15以上のアトラクション、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド内の40以上のアトラクションが対象となる。

 有料オプションの1日当たりの料金はウォルト・ディズニー・ワールドが15ドル、カリフォルニアのディズニーランドが20ドル。

 このオプションは、従来の優先搭乗サービス「ファストパス」や「マックスパス」に置き換わる。

 無料版の「ディズニー・ジーニー」は「ディズニーランド」と「マイ・ディズニー・エクスペリエンス」のアプリを通じて利用できる。

 ジーニーは、来場者がパークで最大限楽しむことを目的とし、リアルタイムのデータを基に、待ち時間が少ない過ごし方の提案や、事前に伝えた興味に沿った行動プランの提案が可能という。