「病気で休む」を信じてくれない上司 家族が説明しても「診断書出せ」
職場で上司に恵まれるかどうかは運次第のところもある。ある50代女性は、疑り深すぎる上司に遭遇してしまった。キャリコネニュース編集部に寄せられた声を紹介する。(文:福岡ちはや)
※キャリコネニュースではブラック企業に関するアンケートを実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/G42CZUHP
「『家庭の都合で休む』と言えば、主人に確認の電話」
50代女性(専門職/コンサルタント・士業・金融・不動産)は、「土日祝は基本休みですが、働き方改革が始まるまでは前の上司がオフィスを開けていたため休めず。(入社)3年目までの新人は、毎日ふらふらで仕事してました」と明かす。
この上司、ずいぶんと疑り深い人だったようだ。
「『家庭の都合で休む』と言えば、疑われて主人に確認の電話。『インフルエンザで休む』と家族より連絡を入れても『診断書提出』と言われ、持参したら『もういいわ!』だって。診断書代返せ〜タダじゃないぞ! 病気まで疑って。信じられません」
そう憤った。エコヒイキもすごいし」と憤る。現在、別の女性、その後の「働き方改革」で、休日出勤の代休を取れるよう上司にはなったが変わったものの、相変わらず上司運には恵まれていないようだ。
次にやってきた現在の上司についても、女性はこんな風につづっている。
「エコヒイキ激しいし、男好きだし、仕事しないし、先輩たちからも評判は最悪です。」と毛嫌いした。
「早く新しい方に代わってもらいたいです。それまでこの仕事、続けていける自信ないわぁ〜」
女性が退職する日は近いかもしれない。
恐ろしいパワハラ社長の言動「思いどおりにならないと恫喝する」
40代女性(医療・福祉・介護)は「休日、深夜、早朝関係なく、社長の都合で連絡がくる」と辟易する。社長の迷惑な言動は、これにとどまらない。
「思いどおりにならないと恫喝する。面倒な仕事はすべて押し付ける。仕事ができない(社長の)息子の代わりに、ほかの従業員が体調を崩しても働くのが当たり前」
さらには、「暴力を振るわれた職員もいるが、証拠がないから『警察に言ってもどうせ相手にされない』と揉み消した」という。もちろん言葉でのパワハラも許されることではないが、従業員への傷害行為など言語道断だ。ほかにも、女性の社長に対する不満は止まらない。
「差別発言や人格否定は当たり前。平気で嘘をつき、都合が悪くなると逃げ回る。すべてが社長の精神、体調の状態次第で仕事の流れが変わる」
女性は一刻も早く、この会社と縁を切ったほうがいいのではないだろうか。
※アンケート概要
■実施期間
2019年12月19日〜
■回答数
787 ※8月18日時点
(記事では、2021年8月164日から8月17日に寄せられた投稿を紹介)
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/G42CZUHP
■質問項目
・体験した「ブラック企業」エピソードを教えてください。