台湾メディアが「日本の食品業界で、職員に納豆禁止を命じているところがある」と報じた。記事はその理由を説明し、ネット民からも「おもしろい!」との声が上がっている。(イメージ写真提供:123RF)

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 台湾メディアの自由時報が「日本の食品業界で、職員に納豆禁止を命じているところがある」と報じた。記事はその理由を説明し、ネット民からも「おもしろい!」との声が上がっている。

 記事は、日本台湾交流協会が、SNSで紹介したことをまとめているもの。記事は、「納豆や栄養価も高く、価格も手頃な日本でも人気の食べ物だが、食用を禁止されている業界がある」と紹介。その業界とは「日本の酒類製造業界や醤油製造業などでの発酵食品の工場」。こうした工場では朝食に納豆を食べることが禁じられている。その理由は「納豆菌の繁殖力が強く、職員がマスクをしていても、顔や手などに付着した納豆が落ち、繁殖してしまうことがある。もし誤って納豆菌が工場に落ちてしまい、繁殖してしまうと、工場全体が稼働できなくなる。結果、消毒や清掃を行う必要が生じ、会社や工場に甚大な被害を与えてしまうため、朝食に納豆を食べることが禁止されている」と説明している。

 台湾には納豆好きも多く、この紹介にSNS上から反響が相次ぎ「日本の食文化を知ることができ、おもしろい記事」といった感想も見られた。さらに、自分の好きな納豆の食べ方などをシェアするユーザーも現れ、納豆とネギ、納豆と卵、納豆とオクラ和えといった食べ方から、「納豆キムチは辛くて美味しい」とか「納豆アイスクリーム、美味しいので超おすすめ」などと、一風変わった納豆の食べ方が紹介されていた。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)