9日、キリンビール新川本社で公開された日本代表を応援する垂れ幕とイルミネーション。(撮影:吉川忠行)

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2006FIFAワールドカップ ドイツ大会開幕当日の9日、日本代表の公式スポンサーの一つであるキリンビール<2503>が、「日本中を青く染める活動」の一環として、東京都中央区の新川本社に設置された縦16メートル、横32メートルの巨大垂れ幕とイルミネーションを公開した。

 同日午後7時、青いTシャツに身を包んだ大勢の社員がカウントダウンを開始。酒類営業本部長の斉藤信二氏が手を振って合図を送るとイルミネーションが点灯した。日本代表選手の紹介映像や「ブルーフラッグの下に立ち上がれ」など、代表選手を鼓舞するメッセージが次々と流れた。
 
 このイルミネーションには、コンピューターで色を表現するのに用いる赤緑青3色の発光ダイオード1万4400個が使われており、非常に滑らかな映像が映し出されるのが特徴。次々と映し出される映像に、仕事帰りのサラリーマンらが足をとめて見入ったり、携帯電話のカメラで様子を撮影したりしていた。点灯時間は午後7時から午後10時までで、7月8日まで毎日行われる予定。

 また、同社は応援ムードを盛り上げるため、ビールや発泡酒などの缶に日本代表の写真をデザインした「日本代表応援缶」をこれまで2度にわたって発売。3月下旬発売の代表選手が円陣を組む姿が印刷された「円陣缶」は90万ケースが出荷され、引き続き4月中旬発売の「歓喜缶」は対前年比3.2倍の出荷数を記録するなど、好調な売れ行きのようだ。

 いよいよ開幕したサッカーW杯。日本中は“サムライブルー”に彩られ、 関連商品の売り上げも見込めそうだ。【了】

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