三原市の住宅で82歳の妻の遺体を約半月間放置したとして逮捕・送検されていた男性(75)について広島地検尾道支部は不起訴処分としました。

男性(75)は今年3月、三原市大和町の自宅で妻(82)の遺体を放置した疑いで逮捕・送検されました。

警察の調べに対し男性(75)は「妻が死んだのを見てパニックになりどうしてよいかわからなくなった」などと話していました。

男性は妻と2人暮らしで、安否確認で家を訪れた親族が浴室内で妻の遺体を発見し事件が発覚しました。

遺体に目立った外傷はなかったということです。

広島地検尾道支部は27日、男性について「情状全般を考慮した」として不起訴処分としました。