東京五輪開幕へ「最後にどういう形で落ち着くのか」広島
東京の空に描かれた5つの輪。開会式が行われる東京オリンピックは世界をつなぐ大会になるのでしょうか。
(花房吾早子記者リポート)
「こちらで一足早く始まったのは魚たちのスポーツの祭典マリンピックです」
広島市西区のマリホ水族館では陸上トラックや表彰台がレイアウトされた水槽に、
スポーツクライミングに挑戦する魚も!さらにはアーティスティックスイミングまで!
(利用客)
「いろんな魚がいてきれいだった」
(マリホ水族館 岡田梨佐さん)
「魚たちのスポーツの祭典をみて家に帰ってテレビで試合を見て盛り上がってもらえれば」
魚たちが盛り上げに力を貸す一方、開幕を複雑な心境で迎えた町もあります。
(高橋勇介記者リポート)
「本来ならきょうから三次入りし合宿に入るはずだったメキシコ野球選手団の練習会場の球場はひっそりしています」
メキシコ野球代表の選手が新型コロナに感染し予定されていた事前合宿はとりやめに。
交流を期待していた市民は肩を落としています。
(男性)
「コロナ禍なのでしょうがないと思いますけどメキシコの代表チームにはがんばってもらいたいですね交流の場がなくなったので残念」
県内の事前合宿は13の市町で5カ国36競技が予定されていましたが中止が相次ぎ、約5分の1になりました。
一方、広島市内ではオリンピックの開催を反対する人たちの姿も。
(デモの主催者)
「政治がやらないといけないのは五輪開催よりも国民の命を守るそういった政治を実現すること」
新型コロナの感染を防止するため、原則無観客で行われる今回のオリンピック。開会式は午後8時から行われます。
(男性)
「実感がまだわかない開幕といってもあまりそういう感じじゃないかなと」
「今回あまり興味ないですねコロナ禍でやっていること自体が自分のなかで盛り上がりが出ない」
「今までいろいろあったが最後にどういう形で落ち着くのかなと(選手が)みんな頑張っているのをあらためて見たい」