7月は法務省が進める犯罪や非行のない安全で安心な地域社会づくりを目指す「社会を明るくする運動」の強化月間です。

この運動の推進を呼びかける菅義偉総理のメッセージの伝達式が8日、県庁で行われました。

「社会を明るくする運動」への協力を県民に呼びかけてもらうため、宇都宮保護観察所の西元雅夫所長が県庁を訪れ、福田富一知事に菅総理のメッセージを伝えました。

この運動は犯罪や非行をした人の更生について理解を深めてもらおうと毎年、全国で行われています。

71回目を迎えた今年は「生きづらさを、生きていく」がテーマです。

コロナ禍で罪を犯した人だけでなく、誰もが生きづらさを抱えながらも人を頼り、支えてもらいながら生きていくことが大切だというメッセージが込められています。

運動の期間中は各市町の庁舎や公民館でパネルを展示したり、テレビやラジオでメッセージを流したりして広報活動を展開するということです。