栃木県内14人感染 変異株1人 新型コロナ 7日発表
栃木県と宇都宮市は7日、新たに14人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
感染が確認されたのは、宇都宮市、さくら市、佐野市、足利市、那須烏山市、栃木市、小山市、日光市、真岡市、高根沢町の10代から80代の男女14人です。
このうち1人は真岡市の接待を伴う飲食店で起きた県内72例目のクラスター関連で、このクラスターの感染者は合わせて8人となりました。
県内の感染者は累計で7,173人、現在の療養者は218人、重症者は8人、入院調整中は6人です。
また、県は既に陽性が判明している1人についてインド由来の変異株いわゆるデルタ株に感染した可能性があると発表しました。
県内のデルタ株の感染発表はこれで11人です。
その他、宇都宮市が独自に優先接種の対象としている職業ごとのスケジュールを明らかにしました。
保育士や居宅サービス事業所の従事者などは7月15日から個別接種を始めます。
教職員などはこれまで公表していた個別接種や集団接種に加え、7月下旬から学校医の勤め先などで接種を行う「地域学校園接種」を始め、夏休み期間中の完了を目指します。
栃木市は9月5日に予定していた「渡良瀬遊水地フェスティバル」を中止にすると発表しました。
台風の接近で中止になった2019年、コロナ禍の去年に続き3年連続の中止です。
近県の状況は埼玉県で2人の死亡と157人の感染、茨城県で24人の感染、群馬県で6人の感染を確認しています。