小中一貫校化を進める佐野市で令和5年の春、新たに「葛生義務教育学校」が開校しますが、子ども達が学ぶ環境の整備を地域で後押ししようと5日からクラウドファンディングがスタートしました。

活動を始めたのは葛生産業協会とまちづくり葛生で構成する「葛生義務教育学校を支援する会」です。

政府のGIGA構想で児童・生徒全員にタブレットが配布されるなど「ICT教育」、情報通信教育がより一層進む中画像や動画を活用することができる最新鋭の「電子黒板」を導入し、葛生の子ども達に学んでもらうのがねらいです。

葛生地区には現在、2つの中学校と4つの小学校がありますが、地域内の児童・生徒の数は合わせて342人。

田沼地区ではひと足早く「あそ野学園」が開校しましたが葛生地区でもこれら歴史ある小中学校を統廃合し義務教育学校をスタートすることになります。

寄付は個人が一口5千円から企業は一口2万円から受け付け、クラウドファンディングの「READYFOR」のサイトか、支援する会のチラシのQRコードなどから申し込むことが出来ます。

吉澤慎太郎会長:「葛生にある小学校・中学校を卒業した皆様が昔の思い出をよみがえらせて、ぜひ力を貸していただきたい」