千葉県八街市で下校中の児童が巻き込まれ2人が死亡した事故を受け、栃木県教育委員会の荒川政利教育長は6日開かれた会見で県内の通学路でも改めて子どもたちの安全確保に重点を置いて対策に取り組んでいきたいと話しました。

千葉県八街市で下校中の児童5人が死傷した事故を受けて菅総理大臣は通学路の総点検を改めて行い、緊急対策を拡充強化する方針を示しています。

県教育委員会によりますと現在、県では、小学校から1キロメートル圏内の通学路を優先的に整備していて2020年度末時点で計画の87%の整備が進んでいるということです。

また荒川教育長は、地域のボランティアが務める「スクールガード」を充実させ、子どもたちの交通指導を強化していきたいと安全な登下校に向け方針を示しました。

今後、県教育委員会は警察やPTAなどと連携を強化しながらより安全な通学路の確保を目指していくとしています。