002_ママ(単体)_わたなべこ

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「サンダルを買ってあげる」と話していた投稿者さんが、娘さん2人からおねだりされたのは1足3,980円のサンダルでした。予算よりも高かったため、投稿者さんは思わず「高いから買えない」と言ってしまいます。気に入ったサンダルを買ってもらえなかった娘さんたちは悲しみ、投稿者さんも切ない気持ちになってしまったそうです。今回のトラブルに対して、ママたちからはさまざまなアドバイスが集まりました。

「お金がない」という言い方は避けたほうがいい

娘さんたちに「高いから、うちにはお金がないから」という理由で買うことを断った投稿者さん。しかしこのセリフについて、ママたちからは指摘が寄せられたようです。

『「なんでも買ってあげる」とは言えなくても「うちにはお金がないから安いのにしてね」というのはあんまり言わないほうがいいよ』


『「お金がないから買わない」という言い方はしないかも。「今は必要ないから買わない、必要になったときに買う」と言っている』


『子どもに「お金がないから」なんて言えないよ。だったら連れて行かずに買うのがいい』


子どもに対して「うちにはお金がないから買わない」という言い回しは避けたほうがいいと感じているママたち。たしかに親から「うちにはお金がない」とキッパリと言われてしまっては、子どもとしてはやや不安になってしまうかもしれませんね……。ひょっとしたらそのひと言が気になって、お子さんは今後「おねだりをしづらい」と感じる可能性もあります。おねだりを断るにしても「今は必要がないから必要になったときに買おう」など、言い方に工夫をしたほうがいいのではないでしょうか。

最初から行くお店を決めておく

もし大体の予算が決まっているのであれば、最初からお子さんたちを連れていくお店を決めてしまうのもひとつの方法です。

『だったら最初からリーズナブルなお値段のものしか置いてないお店に連れていけばいいじゃん。親が買ってくれると言うから可愛いサンダルを見て「欲しい!」ってなったのに、「それは高いからダメ、買わない」って言われたら子どもたちだってガッカリしちゃうよ』


『リーズナブルなお店に行けばよかったかもね。最初から選択肢を狭めておくやり方』


『投稿者さんの予算はいくらくらいだったの? 最初から予算内のものが並んでいるお店に行ったらよかったね』


もし可能であれば事前にお店ごとの大体の価格帯を調べておき、予算が決まったらその価格帯のお店に足を運ぶ……という方法をとるのがよかったのではと提案するママたち。最初から選択肢を狭めておくという手法ですね。「どれでも好きなものを選んでいいよ」と言われれば、子どもたちも喜んで好きなものを選べるでしょう。大体の価格帯が決まっているお店であれば、親としても安心ですよね。子どもたちが笑顔で「これが欲しい!」と言ったときに「いいよ!」と気持ちよく返事をするためにも、この方法はかなり有効的と言えるのではないでしょうか。

どうしても欲しいならセールの時期を狙おう

リーズナブルなお店に欲しいものがなかった場合には、時期を見極めるのも効果的な方法のようです。

『次はセールになるまで待ってみるといいかもね』


『セールで買って翌年も履かせる。流行り廃りがないデザインなら問題なしよ』


『気に入ったものを買うようにしているけど、セール期間やポイントが多めにもらえる日とかに行くようにしている』


どうしても欲しいものがあるときにはセールの時期やポイントがたくさんつく日を狙うと話してくれたママたち。運がよければセールの値段でゲットできますし、もしセールでなかったとしてもそれを買うことでポイントがたくさんつけばそのポイントをほかのものに使えるでしょう。ママたちは賢くお得に欲しいものをゲットしているのですね。

さて最後に投稿者さんがコメントを寄せてくれました。

『なんだかんだで結局旦那が買いました。でも買ったらモヤモヤが消えました。買うまでは「すぐサイズアウトするのに高い! 買うものか!」と思っていたんですけどね。姉妹でお揃いのサンダルを履いて仲良くしてるのはやっぱりかわいいいです。洋服ブランドのフリフリのかわいいサンダルです』


結局娘さんたちのサンダルは、旦那さんが購入する運びとなったようです。買う前には「高い、買いたくない」と考えていた投稿者さんでしたが、お揃いのサンダルを履いて楽しそうにしている娘さんたちを見ていたらとても幸せな気持ちになったのだそう。投稿者さんにとって、そしてもちろん娘さんたちにとってもお気に入りのサンダルになったことでしょう。

娘さんたちが選んだ3,980円のサンダルに面食らってしまった投稿者さん。思わず「高いから買わない」と拒否をしたものの、娘さんたちが実際に履いているのを見て嬉しい気持ちになったようです。

今後同じようなトラブルを起こさないためにも、大体の予算を決めておく、その予算に合った価格帯のお店に行く、もしくはセールの時期を狙うなどの行動が必要となるかもしれません。子どもの笑顔のためにも、また投稿者さん自身の気持ちのためにも賢い工夫をしたいですね。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・わたなべこ