世界遺産二社一寺を抱える日光市で、旅行者に観光情報を提供する施設がリニューアルオープンし、26日セレモニーが開かれました。

日光郷土センターのリニューアルセレモニーには粉川昭一市長のほか地元関係者などが出席しました。

新型コロナウイルス感染拡大による東京都の緊急事態宣言が解除されたことから約3カ月遅れて関係者向けに披露することになりました。

今年3月まで日光市観光協会の運営で観光案内所として活用されてきたこの施設は、4月から東京に本社を置く大手総合建設コンサルタントの「八千代エンジニヤリング」と大手駐車場運営の「タイムズ24」が運営しています。

施設の愛称は栃木県の方言で見つけるを意味する「mekke(めっけ)」、新しいコンセプトは「感じる、つながる、巡る」に決まり、サービスを充実させました。

日光の魅力を発見できる拠点として伝統工芸の日光彫の体験やテレワークなどに使用できるスペースの提供、それに周辺を巡るための電動自転車などのレンタルをスタートさせています。