ゲーム機能イメージ

株式会社JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニーは、AIコミュニケーション機能を搭載した自販機の実証実験について、5月11日(火)から新宿駅・上野駅・東京駅・品川駅・秋葉原駅に設置する計10台で開始すると発表した。


「AI多機能自販機」イメージ

今回の「AI多機能自販機」は、2020年3月から6月まで展開していた「インバウンド向け多機能自販機」での知見を活かし、ユーザーとの双方向コミュニケーション機能を強化したタイプ。

コミュニケーションを行うのは、株式会社ティファナ・ドットコムが開発したAIソリューション「AIさくらさん」で、自販機前面の15インチタッチパネル式モニターに、「AIさくらさん」のバーチャルアニメーションが表示される。

前回の「インバウンド向け多機能自販機」では、自販機に搭載された『おみくじ』などのコンテンツ利用や若年層男性の操作が多かったことから、新たにエンタメ機能を強化。

AIさくらさんと「じゃんけん」をして勝ったらアキュアパスで使えるクーポンがもらえたり、「おみくじ」ゲームをしたら、結果に応じておすすめ商品を表示するという遊びができる。

そのほかにも、「駅員おすすめランキング」などの商品ランキング、カメラによりユーザーの性別・年齢層など属性の識別をした上でのレコメンド機能、多言語での商品の詳細情報や決済方法、自動販売機の使い方などの案内、天気予報・乗換案内表示、といった機能を搭載する。

同社では、今回の実証実験で、AIを活用したお客さまサービスの有効性の検証を行うとしている。

発表資料
URL:https://www.jr-cross.co.jp/info/items/cab96d9c1277fb51584069784b42c65ecb7581b0.pdf
2021/05/11