黄枠で囲まれた、Skyや関家具がバーチャル広告

ソフトバンク株式会社と福岡ソフトバンクホークス株式会社は7日、インターネット中継で広告を表示する「バーチャル広告」の掲出を開始すると発表した。

これまでのスポーツの試合中継などでの広告は、会場内に実物の看板などを設置して掲出されていた。

最近では、看板がデジタルサイネージになり、動く広告や複数のアピールを行うなど進化しているが、新しい「バーチャル広告」では、5Gの普及やコロナ禍によるスマホでのネット動画視聴機会の増加に注目し、インターネット中継の映像にデジタル広告を挿入するという方式をとる。

広告は、中継映像にデジタル広告として貼り付けられる形になり、デジタルコンテンツを作成するだけで広告を出すことができ、実際の会場でも看板設置などの手間がかからない。

また、イベント主催側にとっても、これまでは看板を設置できなかった場所に広告を出すことができ、収益拡大につなげられる。

同社では、今後は福岡ソフトバンクホークスの試合に限らず、他球団の試合中継やダイジェスト動画、プロ野球以外の試合中継など、幅広い分野への導入を目指すとしている。

発表資料
URL:https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2021/20210507_01/
2021/05/07