グラフィックの可能性を印刷で探るポスター展「グラフィックトライアル2020 -Baton-」が開催

2021年4月23日 12時15分

時間の経過とともに“変わる”ポスター（野老朝雄氏作品より）

2021年4月24日（土）から8月1日（日）まで、凸版印刷株式会社が運営する印刷博物館P&Pギャラリー（東京都文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビル）にて「グラフィックトライアル 2020 -Baton-」が開催される。グラフィックデザインと印刷技術のコラボレーションで、新しい印刷表現のポスターを生み出す企画。今回の制作テーマは「Baton」で、会場ではクリエイターの独創的なアイデアと印刷技術を組み合わせて完成したポスターや、制作過程での数々のトライアルが紹介される。

この「グラフィックトライアル」は、今回で15回目を迎える恒例の企画。本展は昨年に開催予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、開催が1年延期されていた。

参加しているクリエイターは、佐藤卓氏、野老朝雄氏、アーロン・ニエ氏、上西祐理氏、市川知宏氏の5名。印刷の色数や用紙、インキなどに制限を設けないことで、印刷技術の力によって“究極の色再現”や“リアルな質感再現”を最大限に引き出し、印刷が持つ表現の可能性が追求されている。

入場無料（印刷博物館展示室に入場する場合には入場料が必要）で、会期中の休館日は毎週月曜（5月3日は開館）と5月6日（木）。時間は10:00～18:00で、事前入館予約制が採用されている。なお、初日の4月24日（土）からは、オンラインで全ての展示作品を鑑賞できるバーチャルギャラリーも公開予定。

※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認