「からくり人形師 九代玉屋庄兵衛展−伝統の技と挑戦−」

2021年4月21日(水)から5月10日(月)まで、横浜高島屋ギャラリーにて「からくり人形師 九代玉屋庄兵衛展−伝統の技と挑戦−」が開催される。日本を代表するからくり人形師・九代玉屋庄兵衛氏の展覧会。「山車からくり」や「座敷からくり」の代表的な作品をはじめ、最新作の「創作からくり」など約40点が展示される。

1954年愛知県生まれの九代玉屋庄兵衛氏は、1979年に25歳で七代目に弟子入りし、1995年に41歳で“九代玉屋庄兵衛”を襲名した。1998年には、幕末のからくり人形師の田中久重(1799〜1881年)が制作した「弓曳童子」の完全復元に挑戦して成功。2014年には、卓越した技能者として“現代の名工”に選ばれている。

九代玉屋庄兵衛氏は「初代ゆかりの鶴を復活させるのが夢」とも語り、鶴の骨格の研究などまで行っているが、今回は本展にあわせて復元に取り組んだ初代作の「鶴」も初披露。からくり人形の伝統を継承して修復・復元や創作活動を続けてきた“技と匠の世界”を堪能できる。

当日券での入場料は、一般1,000円/高校・大学生800円/中学生以下無料。開場時間は10:00〜19:00で、最終日のみ17:00閉場となる(いずれも入場は閉場30分前まで)。

■期間:
2021年4月21日(水)〜5月10日(月)

■開催場所:
横浜高島屋ギャラリー
神奈川県横浜市西区南幸1-6-31 横浜高島屋 8F

■問い合わせ先:
横浜高島屋
url. https://www.takashimaya.co.jp/yokohama/