クロード・モネ「睡蓮の池」1899年 ポーラ美術館

2021年4月17日(土)から2022年3月30日(水)まで、ポーラ美術館にて「モネ−光のなかに」展が開催される。建築家の中山英之氏がデザインを手掛ける展示空間の中で、クロード・モネ(1840〜1926年)の作品の新たな魅力に迫る試み。モネ作品を見せるための理想的な環境として、「会場全体を自然光に限りなく近い質の光で満たされた空間に置く」というコンセプトに基づいて会場構成が行われている。

ポーラ美術館では、印象派を代表する画家のモネの作品を19点収蔵している。今回の展示では、1892年の「ルーアン大聖堂」や1899年の「睡蓮の池」など、コレクションから11点の名品を紹介。1880年の「セーヌ河の日没、冬」、1884年の「ジヴェルニーの積みわら」、1900年の「国会議事堂、バラ色のシンフォニー」など、時間や天候による光の変化をとらえた作品も並ぶ。

さらに、今回の展覧会の開催を記念して、オーディオストリーミングサービス「Spotify」では、本展のために現代音楽家のニコ・ミューリー氏が選曲したプレイリストも公開中。「Monet: In The Light」で検索でき、再生には「Spotify」のアカウント作成(無料)が必要となる。

会期中の9月6日(月)〜9月10日(金)は展示替えのため休館、開館時間は9:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)で、入館料は大人1,800円/65歳以上1,600円/高校・大学生1,300円/中学生以下無料。

■期間:
2021年4月17日(土)〜2022年3月30日(水)

■開催場所:
ポーラ美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285

■問い合わせ先:
ポーラ美術館
tel. 0460-84-2111
url. https://www.polamuseum.or.jp/monet_inthelight/