動画「VR作品『鳥獣戯画 超入門!』告知映像」より

独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(東京国立博物館)、独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター(文化財活用センター)、凸版印刷株式会社は、国宝「鳥獣戯画」を鑑賞するVR作品『鳥獣戯画 超入門!』を制作したと発表した。公開場所は東京国立博物館東洋館地下1階 TNM & TOPPAN ミュージアムシアターで、鑑賞料金は高校生以上:600円 中学生・小学生:300円、公開時期は2021年4月14日(水)〜2021年7月11日(日)。

今回、VR作品のモチーフになったのは、平安時代の後期から鎌倉時代につくられた国宝「鳥獣戯画」の甲巻がメイン。

冒頭では、甲巻に登場する動物たちの様子を臨場感のあるアニメーションで表現し、跳ね回るカエルなど、コミカルな動きでいきいきと遊ぶ動物たちの表情が楽しめる。

また、描かれた当時の文化、風習にも触れつつ、動物の細かい動きや表情で「何が」「どのように」描かれているのかを紹介したり、甲巻にまつわるクイズが出題されたりと、ただ見るだけでない学びがあるコンテンツとなっている。

なお、東京国立博物館では2021年4月13日(火)から特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」を開催し、本VRコンテンツと合わせて観覧すれば、より深く「鳥獣戯画」の世界を楽しめる。

シアターWebサイト
URL:https://www.toppan-vr.jp/mt/
2021/04/12