キャプテンマークを叩きつけて怒りを露わにするC・ロナウド。(C) Getty Images

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 明らかな誤審にエースが激昂した。

 現地時間3月27日に開催されたカタール・ワールドカップの欧州予選・第2節で、クリスチアーノ・ロナウドを擁するポルトガルは、敵地でセルビアと対戦した。

 前半にジオゴ・ジョッタの2発で2点のリードを奪いながら、後半に追い付かれたポルトガルに絶好のチャンスを回ってきたのは、後半アディショナルタイム4分だった。

 浮き球のパスに反応したC・ロナウドがシュート。飛び出してきたGKを抜いたシュートは無人のゴールへ向かう。戻ってきたセルビアのFWアレクサンデル・ミトロビッチがスライディングでかき出すが、ボールはその前にゴールラインを割っていた。ように見えた。

 だが、審判団はゴールを認めず、試合は続行。猛抗議をしてイエローカードを出されたC・ロナウドは、完全にブチギレ。キャプテンマークを地面に叩きつけて、そのままピッチを後にしてしまった。

 試合はこのまま2−2のドローで終了。スペイン紙『MARCA』によれば、ポルトガルのフェルナンド・サントス監督は試合後、ダニー・マッケリー主審がドレッシングルームを訪れ、「恥ずかしい」と言って謝罪したことを明かした。だが、失った2ポイントが戻ってくることはなく、ポルトガル側の怒りはしばらく収まることがなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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