アイ・オー・データ、USBメモリ型のデータ消去ソフト「DiskRefresher4」を発売
「DiskRefresher4」
株式会社アイ・オー・データ機器は、2021年2月下旬に「DiskRefresher4」を発売する。USBメモリ型のデータ消去ソフトで、アプリが内蔵されている仕組み。従来品の「DiskRefresher3」ではCD-ROMが採用されていたが、本バージョンからUSBメモリ型にすることで持ち運びの容易な小型化が実現された。USBメモリ内には「USBブート版」と「Windows版」の2種アプリが用意されており、用途に応じて使い分けができる。希望小売価格は9,000円(税別)。
USBメモリから直接起動する「USBブート版」を利用すれば、OSが動作するデバイス(パソコンに内蔵されたHDDやSSD)での消去ができ、廃棄予定のパソコンのデータを消す場合などに便利。PCにインストールしてから起動する「Windows版」は、OSが動作していないデバイス(HDD/SSD/USBメモリ/SDカード/コンパクトフラッシュ/メモリースティック)の消去に対応しており、ファイルに対して上書き処理を実施することでファイル復元ソフトでは復元できない状態にする。
デバイスのデータを丸ごと消去するだけでなく、ファイル単位での消去も可能。用途や目的に応じて選択できる“消去グレード”には、9段階のレベルが用意された。また、「Windows版」アプリでは、データを消去した際に「消去証明書」を発行することも可能。この「消去証明書」は、偽造を防止するため透かし入り画像となっている。
「USBブート版」アプリの対応機種は、64bitのUEFI/BIOSが操作可能でUSBブートに対応したパソコン(Intel Mac非対応)。「Windows版」アプリはWindows 10/8.1に対応している。
株式会社アイ・オー・データ機器
希望小売価格:9,000円(税別)
URL:https://www.iodata.jp/
2021/02/24