携帯サービスを提供している大手キャリアや格安SIMのイメージ

総務省は、スマホユーザーが自分にあった料金プランやスマートフォンを選べるようにするための「携帯電話ポータルサイト(暫定版)」を公開している。

大手キャリアに対し、料金プランの値下げや不適切な端末代金の割引をなくさせるなど、携帯(スマホ)に関わる費用を下げさせるために様々な取り組みを行っている総務省

今回の「携帯電話ポータルサイト」は、キャリアなど事業者に対してではなく、スマホを使う国民に対しての啓発サイトになっている。

サイトのトップでは、大手携帯会社4社のサービスを利用するユーザーのうち、40%以上が月当たり20GB以上の大容量な料金プランを契約しているが、実際に20GB以上を使っているのは「約10%」しかいないというデータを公開。

多くのユーザーが自分には合っていないプランを契約して、必要以上の料金を支払っていることを紹介している。

また、サイトの主題としては、スマホユーザーが自身のニーズに合ったサービスを選択する際の参考情報をまとめたものとなっている。

電話番号を変えずに乗り換えたり、端末を変えずに乗り換えたりと乗り換えの方法について指南したり、中古端末を買ったり、格安スマホ・格安SIM(MVNO)を利用するなど低価格で利用するための方法を紹介している。

発表資料
URL:https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/keitai_denwa_portal/index.html
2020/12/22