ジャスダック上場の総合建設業者、守谷商会の連結子会社

 菅平峰の原グリーン開発(株)(TDB企業コード:330058261、資本金8000万円、長野県須坂市仁礼峰の原3153-124、代表清算人飯島伸明氏)は、12月21日、長野地裁より特別清算開始命令を受けた。事件番号は令和2年(ヒ)第1005号。

 当社は、1973年(昭和48年)3月に設立されたゴルフ場経営業者。ジャスダック上場の総合建設業者である(株)守谷商会(TDB企業コード:330027003、長野県)の連結子会社として、菅平高原においてゴルフ場「菅平グリーンゴルフ」の経営を主力に事業を展開、昭和50年代にはゴルフ場事業だけで2億円を上回る年収入高を計上していた。

 しかし、近年はゴルフ人口の減少や高齢化、同業者間の競合激化などにより事業環境が変化。年収入高は2019年3月期約1億4900万円、翌2020年同期約1億3700万円と下降線をたどっていた。こうした状況に対し、守谷商会ではグループの経営資源の選択と集中を進め、経営の効率化を図ることがグループの総合的企業価値の向上に資すると判断。ゴルフ場事業を新設会社に承継させたうえで、当該新設会社の全株式を別会社に譲渡することを2020年11月に決議し、12月11日に解散、同日特別清算を申請していた。

 申請時の負債は預託金債権者約430名に対し約4億2000万円。2021年4月1日に会社分割を行って新会社((株)菅平グリーンゴルフ)を設立し、翌4月2日に(株)ノザワワールド(茨城県ひたちなか市)に同社の全株式を譲渡する予定。事業は今後も継続され、ゴルフ場は2021年4月に再オープンする計画。なお、12月17日には債権者説明会を開催している。

 守谷商会では「連結業績の与える影響は軽微」としたうえで、「裁判所のもとで、債権者の理解を得ながら手続きを進めていきたい」と話している。