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 兵庫県尼崎市で、小学6年の男児を暴行したとして、55歳無職の男が逮捕されたことが判明。その動機と顛末に驚きの声が上がった。

 事件が発生したのは兵庫県尼崎市潮江の路上。9月23日午後4時50分頃、道を歩いていた小学校6年生の男児に対し、顔を拳で殴った疑い。警察の取り調べに対し、男は容疑を認めた上で、「暴行を加えたことは間違いないが、殴ったのではなくラリアットした」と話している。

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 自分の孫ほど年齢の離れた子どもを暴行した理由は何だったのか。警察によると、男児は友人2人と自転車に乗りながら、「はげ、はげ、はげは嫌い」と歌っていたそうで、55歳男はその歌詞が自分を揶揄されたものと考え、暴行に及んだという。男児に怪我はなく、話を聞いた保護者が警察に通報し逮捕された。

 驚きの動機に、「子どもとは言え身体的なことを罵ったのなら、殴られても仕方ないのでは」「暴行は絶対よくないけれど、はげと罵られれば誰も頭に来る」「男性の身体を揶揄するのはOKのような風潮がある。暴行も許しがたいが、子どもの行動も許せない。好きではげたわけじゃない」と男に同情的な声が上がる。

 一方で、「子どものやることに怒ってどうするんだ。諭すべきだった」「怒る気持ちはわかる。だからこそ、暴力ではなく注意を与えるべきだった」「怒ったら負け。人間の器が小さい。たかが子どものやることじゃないか」と厳しい声も。

 そして、「子どもの親は、事態を聞いて自分の子に非があると思わなかったのか」「男の行動も良くないけど、原因はどう考えても子どもの歌。親はいい勉強をしたと教えるべきではないのか」「親の行動を見ていると、子どももろくなもんじゃないと感じる」とはげを罵ったとされる子どもの親の責任を問う声も出た。

 男の行動は犯罪だが、子どもの行動にも問題があると言わざるを得ない。