米俳優アレック・ボールドウィンは、3日に生放送されたNBCの番組「サタデー・ナイト・ライブ」でトランプ大統領のものまねをしたことについて、大統領の容体が「重篤」だったらやっていなかったと釈明した。2017年9月ロサンゼルスで撮影
 - (2020年 ロイター/Mike Blake)

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[ロサンゼルス 5日 ロイター] - 米俳優アレック・ボールドウィンは、3日に生放送されたNBCの番組「サタデー・ナイト・ライブ」でトランプ大統領のものまねをしたことについて、大統領の容体が「重篤」だったらやっていなかったと釈明した。

 新型コロナウイルスに感染したトランプ氏は前日2日から入院していた。

 ボールドウィンはソーシャルメディアなどで批判が噴出したのを受け、4日夜にInstagramに投稿した動画で、「トランプ氏が本当に重篤で、危うい状況にあるという情報が少しでもあったら、あのような内容からは距離を置いていただろう」と述べ、入院中のトランプ氏を嘲笑したとの見方を否定した。

 ニューヨークから生放送された3日の番組では、トランプ氏の感染が分かる前に実施された大統領選候補者討論会の混乱ぶりをネタにした。ボールドウィン演じるトランプ役はその中で「中国ウイルスはでっち上げだ。おそらく今週、私を痛い目に遭わせるだろう」などと述べていた。

 民主党候補のバイデン前副大統領役は俳優ジム・キャリーが演じた。