この状況だからこそ、自分たちにできることがある――指原莉乃が語る「TIFオンライン2020」への想い
世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2020」(TIF2020)。10月 2日(金)、3日(土)、4日(日)に開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開催中止が決定しました。
ですが同じ日程で、世界最大のオンラインアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVALオンライン2020」(TIFオンライン2020)が開催されることになりました。配信だからこそ楽しめるフェスとして様々な企画が用意されており、その1つとしてVTuberやバーチャルアイドルが出演する「バーチャルTIF」の開催が決定しています。
今回は、2017年から4年連続でチェアマンに就任することが決定した指原莉乃さんにインタビュー! 今年はバーチャルの世界に飛び込み、バーチャルTIFチェアマン「Rinoちゃん」としても登場する指原さんに、TIFオンライン2020、バーチャルTIFの見どころや意気込みを語っていただきました。
――2017年から4年連続でTIFのチェアマンを務めることになります。回を重ねて、心境や意気込みの変化はありますか?
4年前に担当し始めた時はまだHKT48で現役のアイドルだったので、その時は出演しつつチェアマンもやり、忙しすぎて何も考えずにこなしていました。今は余裕があって、アイドルの子たちがどんな気持ちでステージに向き合っているかを考えられるようになりました。
コロナ禍のこういう状況ということもありますけど、アイドルという仕事、パフォーマンスに対する出演者の気持ちを、年を重ねるごとに考えるようになっていますね。自分がプロデューサーをやっていることも影響しているかもしれないですけど、チェアマンをやり始めた頃よりは、パフォーマンスやステージに懸ける思いを受け止めるようになりましたし、ステージに立たなくなったんですけど気持ちが高ぶっていて、不思議な感じです。
――より楽しみながら、充実した気持ちでチェアマンを務められるようになったということでしょうか。
楽しめますし、ストーリー性に感動するようにもなりました。年を取ったのかな(笑)。もしかしたらそうなのかもしれないですけど、アイドルは永遠にできるものではないですし、昨年出演したグループが今年すでに解散している、ということもありますし、そういったストーリー性をより感じられるようになりました。
――今年のTIFは無観客オンラインでの開催となりました。どのようなイベントにしていきたいですか?
今はまだいろいろなプランを練っているタイミングで、まだ明確なものは浮かび上がっていないと思うんですけど、やっぱり私としては、自分がバーチャルアイドルになれるというのがすごくうれしいですね。恥ずかしいけどうれしいです。
――ご自身がバーチャルになった「Rinoちゃん」をご覧になった感想を教えてください。
めっちゃかわいかったです! つなこさんという大人気のイラストレーターの方に描いていただいたと聞いているので、すごくうれしかったです。
――「Rinoちゃん」は指原さんご自身と同じキャラクターなのでしょうか。
チェアマンなので、自分のままのほうがやりやすいのかな、とは思っています。作ったキャラクターでずっと過ごすのは大変そうなので(笑)。このまま元気なキャラクターでやると思います。
――今年のTIFの見どころ、注目ポイントを教えてください。
オンライン開催ならでは、という観点で言うと、熱中症のことを気にしなくていい、という部分は注目ポイントだと思います。毎年、見に来て下さるファンの方も、アイドルの皆さんも暑さで真っ赤になっていて、「このまま倒れてしまうんじゃないか……」と心配していました。今回は良くも悪くも、熱中症への不安が少ない状態で楽しむことができます。ファンの皆さんはそれぞれの家で、お酒を飲みながら応援することもできますしね。
――アイドルの皆さんは万全の状態でパフォーマンスできそうですね。
もちろんこれまでの屋外ステージでも全力のパフォーマンスを見せてくれていたんですが、いつも「大丈夫かな」と心配していました。今回は熱中症の不安が軽減されますからね。
――指原さんイチオシ、注目の出演アイドルがいれば教えてください。
今年は、VTuber、バーチャルアイドルのステージがめちゃめちゃ楽しみです。過去のTIFではあまり大々的には参加していませんでしたし、私もこれまでステージを見る機会がほとんどなかったので、今回はすごく楽しみですね。バーチャルTIFのメインMCを務めるときのそらさんは大人気のVTuberなので、注目しています。
――これまでのTIFで思い出に残っている出来事やエピソードはありますか?
たくさんあるんですけど、やっぱりHKT48で最初に出演した時ですね。当時は48グループがアイドルフェスに頻繁には出演していなかった時期なので、ステージでのパフォーマンスはもちろん、構成やセットリストなども慎重に考えて、本番に向けてすごく頑張ったことを覚えています。
――ご自身の経験を踏まえ、今年の出演者にはどういったことを感じてほしいですか?
このような状況の中でも、自分たちのパフォーマンスで元気を与えることができますし、普段、現場に来られない方も見ることができるので、より遠くの方に届けることができると思います。この状況だからこそ自分たちにできることがあることや、自分たちの存在意義を考えられる、すごくいい機会になると思います。私はもうステージに立たないので、歌やパフォーマンスをファンの皆さんに届けられるアイドルの子たちがすごくうらやましいです。そこを噛みしめてステージに立ってほしいですね。
――今年はオンライン開催なので、これまでTIFを行けなかった方、見たことなかった方も気軽に参加できると思います。楽しみにしているファンの方々にメッセージをお願いします。
アイドルのステージは生で見るのが一番、楽しいんですけど、いつかは「こんなことあったよね」と笑いながら話せる日が来ると思います。アイドル側にも「本当に見てくれているのかな」という不安があるはずなので、パフォーマンスを見て「この曲のここがよかった」といった感想を送っていただけると、アイドルの子たちも喜んでくれると思います。
指原さんがTIFオンライン2020チェアマン、バーチャルTIFチェアマンを務める「TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン2020」は、10月2日(金)、3日(土)、4日(日)に開催されます。
会場は熱狂渦巻くはずだったTIFの会場・お台場に現れた架空の世界「お台場パラレルワールド」。これまでなかなか会場に足を運べなかったファンの方も、自宅でアイドルのパフォーマンスを楽しむことができます。
オンラインだからこそできることを取り入れつつ、これまでのTIFに負けない熱狂をつくり出すTIFオンライン2020をお楽しみに!
・TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン2020公式サイト
・TOKYO IDOL FESTIVAL オンラインチケット情報
(取材・文=池田敏明)
ですが同じ日程で、世界最大のオンラインアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVALオンライン2020」(TIFオンライン2020)が開催されることになりました。配信だからこそ楽しめるフェスとして様々な企画が用意されており、その1つとしてVTuberやバーチャルアイドルが出演する「バーチャルTIF」の開催が決定しています。
今回は、2017年から4年連続でチェアマンに就任することが決定した指原莉乃さんにインタビュー! 今年はバーチャルの世界に飛び込み、バーチャルTIFチェアマン「Rinoちゃん」としても登場する指原さんに、TIFオンライン2020、バーチャルTIFの見どころや意気込みを語っていただきました。
――2017年から4年連続でTIFのチェアマンを務めることになります。回を重ねて、心境や意気込みの変化はありますか?
4年前に担当し始めた時はまだHKT48で現役のアイドルだったので、その時は出演しつつチェアマンもやり、忙しすぎて何も考えずにこなしていました。今は余裕があって、アイドルの子たちがどんな気持ちでステージに向き合っているかを考えられるようになりました。
コロナ禍のこういう状況ということもありますけど、アイドルという仕事、パフォーマンスに対する出演者の気持ちを、年を重ねるごとに考えるようになっていますね。自分がプロデューサーをやっていることも影響しているかもしれないですけど、チェアマンをやり始めた頃よりは、パフォーマンスやステージに懸ける思いを受け止めるようになりましたし、ステージに立たなくなったんですけど気持ちが高ぶっていて、不思議な感じです。
――より楽しみながら、充実した気持ちでチェアマンを務められるようになったということでしょうか。
楽しめますし、ストーリー性に感動するようにもなりました。年を取ったのかな(笑)。もしかしたらそうなのかもしれないですけど、アイドルは永遠にできるものではないですし、昨年出演したグループが今年すでに解散している、ということもありますし、そういったストーリー性をより感じられるようになりました。
――今年のTIFは無観客オンラインでの開催となりました。どのようなイベントにしていきたいですか?
今はまだいろいろなプランを練っているタイミングで、まだ明確なものは浮かび上がっていないと思うんですけど、やっぱり私としては、自分がバーチャルアイドルになれるというのがすごくうれしいですね。恥ずかしいけどうれしいです。
――ご自身がバーチャルになった「Rinoちゃん」をご覧になった感想を教えてください。
めっちゃかわいかったです! つなこさんという大人気のイラストレーターの方に描いていただいたと聞いているので、すごくうれしかったです。
バーチャルTIFチェアマン Rinoちゃん(イラスト:つなこ)
――「Rinoちゃん」は指原さんご自身と同じキャラクターなのでしょうか。
チェアマンなので、自分のままのほうがやりやすいのかな、とは思っています。作ったキャラクターでずっと過ごすのは大変そうなので(笑)。このまま元気なキャラクターでやると思います。
――今年のTIFの見どころ、注目ポイントを教えてください。
オンライン開催ならでは、という観点で言うと、熱中症のことを気にしなくていい、という部分は注目ポイントだと思います。毎年、見に来て下さるファンの方も、アイドルの皆さんも暑さで真っ赤になっていて、「このまま倒れてしまうんじゃないか……」と心配していました。今回は良くも悪くも、熱中症への不安が少ない状態で楽しむことができます。ファンの皆さんはそれぞれの家で、お酒を飲みながら応援することもできますしね。
――アイドルの皆さんは万全の状態でパフォーマンスできそうですね。
もちろんこれまでの屋外ステージでも全力のパフォーマンスを見せてくれていたんですが、いつも「大丈夫かな」と心配していました。今回は熱中症の不安が軽減されますからね。
――指原さんイチオシ、注目の出演アイドルがいれば教えてください。
今年は、VTuber、バーチャルアイドルのステージがめちゃめちゃ楽しみです。過去のTIFではあまり大々的には参加していませんでしたし、私もこれまでステージを見る機会がほとんどなかったので、今回はすごく楽しみですね。バーチャルTIFのメインMCを務めるときのそらさんは大人気のVTuberなので、注目しています。
――これまでのTIFで思い出に残っている出来事やエピソードはありますか?
たくさんあるんですけど、やっぱりHKT48で最初に出演した時ですね。当時は48グループがアイドルフェスに頻繁には出演していなかった時期なので、ステージでのパフォーマンスはもちろん、構成やセットリストなども慎重に考えて、本番に向けてすごく頑張ったことを覚えています。
――ご自身の経験を踏まえ、今年の出演者にはどういったことを感じてほしいですか?
このような状況の中でも、自分たちのパフォーマンスで元気を与えることができますし、普段、現場に来られない方も見ることができるので、より遠くの方に届けることができると思います。この状況だからこそ自分たちにできることがあることや、自分たちの存在意義を考えられる、すごくいい機会になると思います。私はもうステージに立たないので、歌やパフォーマンスをファンの皆さんに届けられるアイドルの子たちがすごくうらやましいです。そこを噛みしめてステージに立ってほしいですね。
――今年はオンライン開催なので、これまでTIFを行けなかった方、見たことなかった方も気軽に参加できると思います。楽しみにしているファンの方々にメッセージをお願いします。
アイドルのステージは生で見るのが一番、楽しいんですけど、いつかは「こんなことあったよね」と笑いながら話せる日が来ると思います。アイドル側にも「本当に見てくれているのかな」という不安があるはずなので、パフォーマンスを見て「この曲のここがよかった」といった感想を送っていただけると、アイドルの子たちも喜んでくれると思います。
指原さんがTIFオンライン2020チェアマン、バーチャルTIFチェアマンを務める「TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン2020」は、10月2日(金)、3日(土)、4日(日)に開催されます。
会場は熱狂渦巻くはずだったTIFの会場・お台場に現れた架空の世界「お台場パラレルワールド」。これまでなかなか会場に足を運べなかったファンの方も、自宅でアイドルのパフォーマンスを楽しむことができます。
オンラインだからこそできることを取り入れつつ、これまでのTIFに負けない熱狂をつくり出すTIFオンライン2020をお楽しみに!
・TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン2020公式サイト
・TOKYO IDOL FESTIVAL オンラインチケット情報
(取材・文=池田敏明)