19−20シーズンは3バックの一角として公式戦42試合に出場したシュクリニアル。インテルの堅守を支えた。(C)Getty Images

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 パリ・サンジェルマンが、8月28日にチェルシーへと旅立ったチアゴ・シウバの後釜候補にインテルのスロバキア代表CB、ミラン・シュクリニアルをリストアップした。

 パリSGは8シーズンに渡り、チームの守備を支えたチアゴ・シウバの退団を受けて、ナポリのカリドゥ・クリバリやバイエルンのバンジャマン・パバールら即戦力となるCBの動向を探っていたが、両者とも移籍金が高額で交渉は思うように進んでいなかった。

 イタリア紙『Tuttosport』によれば、シュクリニアル獲得を打診したパリSGは、インテルから条件としてアルゼンチン代表MFのレアンドロ・パレデスを移籍金の一部としてオペレーションに含める提案を受けたようだ。
 
 獲得を狙うイタリア代表MFのサンドロ・トナーリ(ブレッシャ)との交渉が難航しているため、インテルにはタイプの近いプレーメーカーのパレデスを確保しておきたい思惑がある。

 今年5月末にマウロ・イカルディ買い取りの件で、良好な関係を築いた両クラブだけに、シュクリニアルについても交渉はスムーズに進むかもしれない。

 移籍金の落としどころとしては、パレデス+2000〜3000万ユーロと考えられており、パリSGのこれを飲むかどうかに注目が集まる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部