米上院が可決した国防権限法 「台湾をリムパックに招待」と提言
上院軍事委員会が6月に公表した草案によれば、台湾関係法と台湾に対する米政府の「6つの保証」を米台関係の基礎とすることが確認された。このうち台湾関係法については、双方のパートナーシップ強化の分野は制限されておらず、同法の実施は政治や安全保障、経済の動向、情勢などによって変化するべきとの見解が示された。
台湾を支持する具体案として、リムパックやフォートアーウィン(カリフォルニア州)国立訓練センター(NTC)における合同演習、訓練などに台湾を招待することや、台湾旅行法に基づいて双方の軍高官の交流や軍事医療、人道支援における協力を拡大させることなどが提言された。
このほか、米海軍の病院船「コンフォート」と「マーシー」を台湾に寄港し、任務に当たらせるよう国防総省に求める提言もなされた。新型コロナウイルスの検査やワクチン・薬物の研究開発を含むさまざまな米台協力を続行するためとしている。
下院でも21日、国防権限法案が可決された。上院版とは内容が異なるため、今後上下院ですり合わせが行われ、一本化された法案が両院で可決された後、大統領の署名を経て成立する。
(江今葉/編集:塚越西穂)
