映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』初日舞台挨拶が23日、全国47都道府県、201の劇場で生中継された。長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、白濱亜嵐、関水渚、古川雄大の7名が登壇した。

冒頭の挨拶で長澤まさみは、「今日この日を迎えることができ、安心したという気持ちと、感慨深い想いでいっぱいです。2か月半くらい遅れての公開になりましたが、延期になってからも、『この作品を観たい!』という士気が高まっている気がして、ファンがたくさんいてくれることを感じ、なんだか嬉しい気持ちでした。」と感謝の意持ちを伝えた。

東出昌大は「撮影を振り返って、本当に楽しい現場でした。本日はトークの中でその雰囲気を皆さんに伝えられればと思っています。」と、小日向文世は「たくさん見ていただくことで、『また来年も(新作が公開)…』ということになりますので、是非友達に宣伝をよろしくお願いします!」と話し、笑いを誘った。

シリーズでおなじみのキャラクター・五十嵐役の小手伸也も「早くネタバレしたいです!早く副音声をやりたい!(笑)作品を届けたいという気持ちがすごく強かったです。」と話し、それに対し長澤は「今回、小手さんが主役みたいなもんですもんね!」とイジり、「そういうミスリードは危ないと思いますよ!(笑)」と、小手を焦らせる一幕も。

その後、「『プリンセス編』の魅力を一言で言うと?」というトークテーマではそれぞれのキャストがフリップに書いて回答。長澤は「FAKE」と答え、「劇中でいろんな人になりすましてダマしていくのがそれがすごく楽しいので、『FAKE』、『嘘』や『偽り』という『コンフィデンスマンJP』ならではのものに魅力に感じています。」と回答。

その他にも、白濱亜嵐は「ド派手」と回答。「キャストも豪華だし、ロケーションもマレーシアで撮影したりと、この映画の規模がとにかくド派手!僕自身も休みの日、ジェットスキーで島中を回ったり、楽しませてもらいました。観たプール、観た海には全部入りました。(笑)」と回答し、その満喫ぶりにキャスト陣も驚きながら笑っていた。

さらに小手は「マジか五十嵐」と回答。キャスト一同が理解できていない中、「やっぱり五十嵐としては自分のことを語らないと!今作の僕は驚くべき立場にいますので、『マジか五十嵐!』という気持ちになると思いますよ!」と話し、長澤が怪訝な顔をしながら「いいんですよ。やっぱり主役は自分のことを語らないとね…。」とここでも小手をイジり、他のキャストは笑っていた。

さらに、本作でダー子たちが狙う「10兆円の遺産」に絡め、「10兆円あったら何に使いますか?」というトークテーマに対してはクロストークで大盛り上がり。小日向は「映画『コンフィデンスマンJP』を100本ぐらい作る!そして『寅さん』を抜く!」と楽しそうに話し、長澤は「1本にすごいお金をかけるっていうのはどうでしょうか?」と話すと、小日向から「宇宙に行けるよ!」と声が上がり、「それいいですね!宇宙に行きましょう!」と長澤も乗っかり、キャスト陣だけで「月面編」の構想を立てて笑い合っていた。

最後の締めの挨拶で、長澤は「“愛すべきコンフィデンスマンたち”がみんなそれぞれ、映画の中で頑張っています!その姿をたくさんの人に観ていただきたいと思います。そしてこの世界がいつまでも愛され続けると良いなと思っています。過去作も、今回の作品も、ずっとずっと、たくさんの人に観ていただけるようにこれからも“コンフィデンスマン”として頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました。」と、“コンフィデンスマン”への想いを語り、笑顔で舞台挨拶を終えた。

映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』は全国公開中

(C)2020「コンフィデンスマンJP」製作委員会

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