7日からの本拠地・巨人戦次第では…(矢野監督)/(C)共同通信社

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「このままでは商売あがったりですよ」

阪神早くも後任監督探しか…福留孝介氏と赤星憲広氏が浮上

 関西からは、こんな嘆き節が聞こえてくる。

 4勝10敗でセの最下位に低迷する阪神。在阪メディアにとって、この人気球団が勝てば新聞が売れ、テレビ中継の視聴率も上がるが、低迷が続けばそうもいかない。

 阪神OBが言う。

「今はまだ厳しい批判は少ない。球団が報道に対して厳しい姿勢を取っていることもあってか、メディアも一昔前に比べ、チームに配慮して批判のトーンを抑える傾向がある。とはいえ、ファンは矢野采配や編成下手のフロントに不満を募らせている。このまま調子が上向かなければ、読者であり視聴者であるファンの手前、さすがに批判をせざるを得なくなる」

 別の阪神OBは「そのとき、真っ先に批判の矛先を向けられるのが、矢野監督になりそうや」とこう続ける。

■星野、岡田との違い

「矢野監督は就任1年目から、メディアと密にコミュニケーションを取っているとは言えないからな。例えば、かつての星野監督は『マスコミも戦力』と言って、毎朝のように報道陣とお茶を飲む時間をつくり、意見交換をしていた。岡田監督も担当記者を連れてよく食事をするなど、メディアに気を使った。でも、矢野監督がメディアとコミュニケーションを深める機会は、キャンプ中くらいだというからね。報じる側としても、監督の野球観や人柄を理解していれば、成績が低迷した際も極力、フォローしようという気になるんやろうけど……」

 しかも、今年はコロナ禍により、個別取材が難しくなるなど、取材制限も設けられている。在阪のメディア関係者は、「取材制限は阪神だけではない。でも、扱いが大きい分、負け続けるとネタがなくて困ります」と嘆く。

 7日からは、今季初めて本拠地・甲子園で巨人を迎えての3連戦。巨人にだけは勝ってくれ、と願う阪神ファンは多く、甲子園に帰ってきても低迷脱却の兆しが見えないようなら、いよいよ矢野降ろしの火の手が上がるかもしれない。